トランスコスモス、中国の山東省日照市にオペレーション拠点を新設
トランスコスモスは2024年10月16日、中国の山東省日照市にコンタクトセンター、EC、統合マーケティング、デジタルトランスフォーメーション(DX)などのサービスを提供する「日照(にっしょう)センター」を開設したことを公表した。
シームレスなカスタマーサービスプロセスを実現
日照センターはトランスコスモスが開発したオムニチャネル対応のインテリジェントコンタクトセンタープラットフォーム「transCxLink」を含む、先進的なデジタルツールとインテリジェント技術を導入している。
「transCxLink」はソーシャルプラットフォーム、音声通話、チャットなどあらゆるコミュニケーションチャネルを接続し、企業、消費者、オペレーターの間でシームレスなカスタマーサービスプロセスを実現。
さらにCRM、インテリジェントサービス、音声認識、自動レポート、消費者洞察など豊富な機能をカバーすることで、各業界の企業のニーズにも対応する。
◆日照センター 概要
▷業務開始:2024年10月
▷所在地:中国山東省日照市ハイテク産業開発区日照科技創新センター
▷提供サービス:24時間全自動のコンタクトセンターサービス、EC運用、統合マーケティングサービス、デジタルトランスフォーメーションサービス
※画像元:中国の山東省日照市にオペレーション拠点を新設(トランスコスモス)
CX向上へ向けた支援強化が期待
日照センターは2つの独立した運営エリアを有しており、トレーニングルーム、会議室、面談室、スタッフ休憩エリアなどの各機能を備えている。
また、情報セキュリティと業務の継続性を確保するために、映像監視や入退室管理システム、バックアップ電源システム、独立したサーバールームなども備えており、さまざまな業界のニーズに対応可能である。
2024年10月11日に実施された開所式において、トランスコスモスチャイナの総経理、岡田俊也氏は「今回の新センター開設が、トランスコスモスの中国における新たな事業展開となることを願っています」とコメントした。
「日照センター」の開設を通して、中国における総合的なサービス体制をさらに強化し、あらゆる面でのCX向上へ向けた支援強化が期待されるだろう。今後の動向、展開に注目したい。