AI技術でライブコマースの新たな可能性に OneAI、NTT西日本グループとの共創の検討開始 

ECのミカタ編集部

OneAI、NTT西日本グループとの共創の検討開始 – AI技術でライブコマースの新たな可能性を創出

株式会社OneAI(以下:OneAI)は2024年11月12日、NTT西日本が主催する事業共創プログラム「Business Match-up! For Next Value(以下:本プログラム)」の第3回に採択されたことを公表した。

配信画面へ自動で画像を生成・表示する

OneAIが本プログラムに採択されたことに伴い、NTT西日本グループであるエヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社(以下:NTTスマートコネクト)が提供するライブコマースプラットフォームを活用し、ライブ配信中に配信画面へ自動で画像を生成・表示する技術を導入する協業検討を開始する。

主に以下の技術を通して、ライブコーマス体験を向上させるとした。

◆リアルタイムでのバナー生成と即時表示:ライブ配信中に視聴者にダイナミックな視覚効果を提供し、商品の訴求力を高める。
◆CTR・CVRなどのデータ計測と施策改善:詳細なデータ分析を行い、配信の効果を可視化し、事業者の施策改善を支援。


「CVRと売上の伸び悩み」「クリエイティブ制作のコストが重い」「配信データをマーケティングに活用できていない」といった事業者の課題解決が見込まれる。

※画像元:NTT西日本グループとの共創の検討開始 – AI技術でライブコマースの新たな可能性を創出(株式会社OneAI)

配信者と視聴者のエンゲージメントを向上させる

本プログラムのテーマはNTTスマートコネクトの「ライブコマースプラットフォーム」。今回、共創シナジー、市場優位性、実現性、チームなどを中心に親和性が評価され、OneAIが共創パートナーに採択されるに至った。

ライブコマース市場は、視聴者がリアルタイムで商品を見て購入できる体験として急速に成長しており、EC業界に新たな価値を提供している。しかし、配信者が視聴者に自分の想いや商品・サービスの魅力を効果的に伝えることは未だ課題が残っている状況だ。

これらの課題に対応するため、OneAIは自社が持つクリエイティブ生成・CVR予測のAI技術を活用し、ライブ配信中に視覚的な要素を即座に生成・表示することで、配信者と視聴者のエンゲージメントを向上させることを目指すとしている。

視聴者と配信者の双方向コミュニケーションが促進され、ライブコマース体験の質向上が見込まれる。またNTT西日本グループとOneAIの連携によって新たなビジネスモデルが形成され、ライブコマース業界ならびにEC業界全体の発展に寄与することが期待されるだろう。


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