楽天カード、ID/QR決済にて「PayPay」と「au PAY(ネット支払い)」を追加 「PAYSLE」と口座振替サービスも開始

ECのミカタ編集部

楽天カード、決済代行サービスにおいて「PAYSLE」、ID/QR決済「PayPay」と「au PAY(ネット支払い) 」の提供、および口座振替サービスを開始

楽天カード株式会社(以下:楽天カード)は2024年11月25日、法人・個人事業者様へ提供している決済代行サービス「オンライン決済サービス」において「PAYSLE(※1)」(コンビニバーコード前払い)、ID/QR(オンライン決済)として「PayPay」と「au PAY(ネット支払い)」の提供、および口座振替サービスを順次開始することを公表した。
※1:株式会社BPORTUSが提供する、スマホを使ったコンビニ支払いサービス。

事業者の業務を大幅に軽減させるサービス

今回発表された各サービスの特徴、概要は以下の通りだ。

◆PAYSLE
スマホ画面に表示された電子バーコードをコンビニ店頭レジで読み取ることで、コンビニ支払いができるサービス。EC事業者は払込票を郵送することなく、よりスマートな決済手段を提供することが可能となる。

◆ID/QR
EC事業者のオンラインショッピングサイトより各決済アプリやサイトに遷移し、スマホ上でシームレスな決済が可能になる。従来の「楽天ペイ(オンライン決済)」に加えて、「PayPay」と「au PAY(ネット支払い)」を追加。

◆口座振替サービス
顧客の口座から自動で代金を引き落とすサービス。入金にかかる手間を削減し、事業者の請求や督促など回収業務の軽減に繋がる。

なお、今回の公表内容は2024年12月中旬より順次サービス提供を開始予定としている。

※画像元:決済代行サービスにおいて「PAYSLE」、ID/QR決済「PayPay」と「au PAY(ネット支払い)」の提供、および口座振替サービスを開始(楽天カード株式会社)

キャッシュレス決済手段の一括導入をサポート

楽天カードは2005年7月に「楽天カード」を発行して以降、楽天の各種サービスとのクロスユースの促進ならびにグループ内外におけるキャッシュレス決済の普及等に向けて積極的に取り組んできた。

同社の「オンライン決済サービス」は、「楽天市場」や「楽天トラベル」などのグループサービスの決済代行サービスとして2006年10月に提供を開始。その後、2021年からは楽天グループの取引先や幅広い加盟店に展開され、事業者に安全かつ安心な決済サービスを提供している。

今回、「オンライン決済サービス」での「PAYSLE」、ID/QR決済や、口座振替サービスを提供するにあたり、法人・個人事業者の多様化するキャッシュレス決済手段の一括導入をサポートするとしている。

クレジットカードを中心としたサービスや機能を拡充することで、さらなる利便性と顧客満足度の向上が期待される。楽天カードが「使いやすく身近な金融サービス」を目指し進化を続ける中、今後の展開に注目したい。


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