メルカート、定期販売機能とプランを大幅にアップデート 頒布会機能を含めた10機能を新たに追加

ECのミカタ編集部

クラウドEC構築プラットフォーム「メルカート」、定期販売機能とプランを大幅にアップデート

株式会社エートゥジェイ(以下:エートゥジェイ)は2024年11月28日、提供するクラウドECサイト構築プラットフォーム「メルカート」において、定期販売機能およびプランの大幅な拡充を実施したことを公表した。

回数ごとや月ごとに異なる商品を届けることが可能に

メルカートの定期プランは多彩な機能とサポート体制を整え、あらゆる角度から売上アップと業務効率アップを実現させるための支援を行っている。今回、定期販売モデルのビジネス拡大に貢献することを目的に、以下機能強化を実施した。

◆頒布会機能:回数ごとや月ごとに異なる商品を配送
◆定期回数施策強化:回数ごとの価格変更やノベルティ付与が可能に
◆クレジットカード番号の自動更新機能:有効期限が切れる際に自動で最新のクレジットカード情報へ更新
◆マイページでの変更強化:受け取り商品の変更や、支払方法の変更が可能に
◆定期移行ツール:定期コース情報を移行できるツールを追加
◆定期分析機能:新規契約数や解約数など、定期に基づく詳細な分析が可能に
◆出荷予測機能:定期コースの出荷数予測が可能に
◆解約理由アンケート:解約理由を入力するアンケート機能を追加
◆AmazonPayCV2決済追加:決済利用率が高いAmazonPayの利用が可能に
◆定期契約ページのデザイン刷新:UIを改善することで利便性を高める


頒布会機能を活用することで、2回目以降に詰め替え用商品を送る際や季節ごとの商品送付が実現するだろう。

※画像元:クラウドEC構築プラットフォーム「メルカート」、定期販売機能とプランを大幅にアップデート(株式会社エートゥジェイ)

また、継続回数に応じた特典強化により、顧客満足度を向上させ、解約率を低下させることが期待される。さらに、最新のクレジットカード情報を自動更新する機能やAmazonPayへの対応により、利便性も向上した。

コールセンター向け決済サービスとの連携が予定

事業者は定期販売モデルの導入によって、安定した収益源を確保することが可能となる。その結果、マーケティングなど認知活動に積極的な投資を行えるため、ビジネスのさらなる成長につながるだろう。

また、顧客との定期的なコミュニケーションを通して、顧客ロイヤリティの向上、ファン化の促進も期待できる。さらに、需要予測が容易になり、在庫管理や物流の効率化が図れるため、業務全体の効率が改善し利益率が向上するはずだ。

エートゥジェイはメルカートへの追加予定機能として、コールセンター向け決済サービスとの連携を予定している。

コールセンターや代理受注業務において、専用端末からクレジットカード決済が可能になることで、事業者は既存のシステムフローを大きく変更することなく、クレジットカード情報の非保持化対応に準拠した、安全でセキュアな定期販売モデルを提供できるようになる。

今後も多くの事業者の収益を最大化させるサービスとして活躍するはずだ。さらなる機能拡充が見込まれるメルカートの動向を引き続き追っていきたい。


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