STORES、Shopifyやスマレジと連携できる「STORESデータ分析」を提供開始

ECのミカタ編集部

Shopifyやスマレジと連携できる「STORES データ分析」を提供開始

STORES株式会社(以下:STORES)は2024年12月11日、「STORESデータ分析(以下:本サービス)」の提供開始を発表した。

スマレジの情報をリアルタイムにデータ連携

本サービスは、Shopifyとスマレジの注文情報・商品情報・会員情報をリアルタイムにデータ連携することが可能。分散した販売データを統合管理し、店舗ごと・商品ごとなど様々な軸で、売上データを分析、事業運営をサポートする。

◆提供開始日:2024年12月10日
◆対象ユーザー:STORESデータ分析を契約したユーザー
◆料金プラン

▷無料プラン:月額0円、初期費用0円、従量課金なし
▷有料プラン:月額2万2000円(税込)〜、初期費用0円、従量課金あり
◆その他注意事項
▷STORESネットショップ、STORESレジを利用する事業者は、別途「STORESデータ分析」の契約は不要。
▷Shopify、スマレジのアカウントは別途準備する必要がある。

ネットショップと店舗の売上データを自動で集約

本サービスの主な特徴は以下の通りだ。

◆売上データをダッシュボード上で瞬時に把握
Shopifyやスマレジと連携し、ネットショップと店舗の売上データを自動で集約。集約されたデータは、店舗別・商品別などの指標ごとにダッシュボード上で確認可能。

◆オムニチャネルでの売上データ分析が可能
Shopifyやスマレジに登録された同一商品の売上については、商品コードをキー情報として自動集計される。ネットショップや店舗などの販売チャネルをまたいだ「商品別売上」など、複数のチャネルに対応した分析が可能になる。

◆会員情報の連携・分析も実現
有料プランでは、Shopifyやスマレジの会員情報の連携が可能であり、ネットショップと店舗の売上データ分析だけでなく「相互利用顧客数」や「会員売上」などの会員分析もワンストップで行える。

◆商品別売上イメージ図

※画像元:Shopifyやスマレジと連携できる「STORESデータ分析」を提供開始(STORES株式会社)

スピーディーな経営判断を後押しする

STORESはネットショップ・店舗運営で直面する課題として、以下のような内容を指摘する。

◆各システムに売上データが分散・蓄積され利用しづらい
◆形式が異なる売上データの集計・統合に膨大な手間がかかる
◆データの即時性・視認性が不足し活用できない


本サービスは「こうした課題を解決し、スピーディーな経営判断を後押しするために生まれた」とSTORES株式会社 シニアプロダクトマネージャー 淺田純史氏はコメント。さらに、販路・顧客・アイテム・従業員など様々な切り口で売上データが確認でき、現状把握や課題の特定がしやすくなるよう工夫していると続けた。

今後は、AIなどを活用した新たな打ち手の提案や、チャット相談などの機能拡充を進める姿勢を見せる。データを活用した迅速な事業運営、経営判断のサポートが期待されるだろう。


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