Shopify Japanが「Winter ‘25 Editions」を発表 150以上の機能・製品アップデート

ECのミカタ編集部

「Winter ‘25 Editions」を発表

Shopify Japan株式会社(以下:Shopify Japan)は2024年12月12日、年2回発表している「Boring Editions」を発表した。150以上におよぶ今回のアップデートについて、本記事では一部内容を抜粋してお伝えする。

よりスムーズで高速、かつ効率的なプラットフォームを提供

「Winter '25 Edition」は、Shopifyの既存機能をさらに改善し、「退屈(Boring)」という言葉が事業者にとって何を意味するのかを再定義したという。今回のアップデートでは、事業主の実用的なニーズに焦点を当てており、よりスムーズで高速、かつ効率的なプラットフォームを提供する。一部内容は以下の通りだ。

◆ 顧客のアカウント体験の進捗管理
▷シームレスな注文と返品の管理
▷より良い顧客関係の構築
▷顧客体験のパーソナライズ
▷B2B機能の強化

◆反復作業を避けるためのワークフロー改善
▷返品ワークフローの多くを自動化
▷マーケティングの自動化

◆様々なニーズに応える配送オプション
▷FacebookやAmazonなどの第三者チャンネル
▷見積注文の請求書
▷定期購入注文
▷注文の編集

オムニチャネル・ショッピング体験の向上も重視

Shopify Japanは、今回のリリースは派手な新機能の追加ではなく、あらゆる機能の分析と改善に焦点が当て、小売業者がこれまで以上にビジネスをスムーズに運営できるよう設計されている、としている。また、オンラインと対面販売のギャップを埋めることで、オムニチャネル・ショッピング体験の向上にも重点を置いたとも。

日本におけるShopifyの店頭POS取引の売上はブラックフライデーからサイバーマンデーにかけて2023年比で36%増加しており、今回の機能強化はまさにタイムリーなものといえるだろう(※)。

Shopify Japanの暫定カントリーマネージャー、ショーン・ブロートン氏は今回のアップデートに際して「小売業者の成功が当社の成功であり、当社は小売業者の繁栄を支援することに全力を尽くしている」とコメント。継続的なアップデートが、より多くのEC事業者のビジネス発展につながることに期待したい。

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