カルビーのパーソナルフードプログラム「Body Granola」がecforceを導入
カルビー株式会社(以下:カルビー)は、自社展開する「Body Granola(ボディグラノーラ)」に、株式会社SUPER STUDIO(以下:SUPER STUDIO)が提供する統合コマースプラットフォーム「ecforce」を導入した。
信頼できるパートナーとして「ecforce」を選択
カルビーが提供する「Body Granola(以下:本サービス)」は、顧客の腸内環境を検査し、個人に合ったグラノーラを届けるサービスである。
カルビーは本サービスをリリースする以前より、同じ事業部でパーソナライズ宅配食サービス「OMA MESI(おまめし)」を提供しており、その運営を支えるEC構築システムとしてecforceを導入していた。
他のSaaSシステムも含めて比較検討する中、腸内環境の検査を経て商品を購入してもらうという本サービスの特徴的な構成を実現するのは、容易ではなかったという。
こうした中、ecforceは外部サービスとの連携や代替案などを提案するなど、信頼できるパートナーになり得ると感じたとカルビーはコメントしている。パートナー企業もecforceとの連携に慣れていることから、素早いシステム連携が実現したという。
ecforceの各種機能を活用
「Body Granola」では現在、ecforceの「セット販売機能」を活用して、ベースグラノーラと好みのトッピングを3つ選択できるようになっている。
マイページ画面からグラノーラを購入する際、検査結果に応じて自分に合ったトッピングがデフォルトで選択されるようにしているが、顧客の好みに合わせて選択し直すことも可能だ。
※画像元:カルビーのパーソナルフードプログラム「Body Granola」で統合コマースプラットフォーム「ecforce」を導入(株式会社SUPER STUDIO)
CRM施策では、ecforceの「ステップメール機能」を用いてコラムやメルマガを配信。本サービスは、腸内フローラの検査に約1ヶ月ほどかかるため、顧客のモチベーションが下がらないよう、検査結果が届くまでのコミュニケーションが重要となる。検査完了から購入に至っていない顧客に対しては、Body Granolaが選ばれている理由や始め方のステップなどをビジュアルに起こしてメルマガで配信、「カゴ落ち状態」に対しては、オプション機能でメールを配信するなどの対策を講じている。
その他にも、顧客のステータスに応じてオファーメールでクーポンを配布したり、お友達紹介キャンペーンで招待した人・招待された人へ購入時に使用できるポイントを付与している。
カルビーは今後、「ecforce ma(※1)」を活用しながら、顧客一人ひとりに寄り添った、より精緻なコミュニケーションを取っていくとした。今後の事業展開に注目と期待が集まる。
※1:ecforce ma:MAツール。簡単で正確なデータ連携が可能、且つ効果的なプリセットを用意。CRM施策の売上効果を可視化し、効率的なマーケティング施策を実行可能とする