「メルカート」が「JOINT iPaaS for SaaS」と連携 EC業務効率化を支援
株式会社エートゥジェイ(以下:エートゥジェイ)はクラウド EC サイト構築プラットフォーム「メルカート」において、株式会社ストラテジット(以下:ストラテジット)が提供する、自社SaaSプロダクトと他社プロダクトとの連携・管理を効率的に行うSaaSベンダー向けソリューション「JOINT iPaaS for SaaS」とのシステム連携を開始したことを発表した。
「メルカート」とさまざまなソリューションとのシームレスな連携が可能に
エートゥジェイが提供する「メルカート」は、「ecbeing」をベースに開発されたクラウド型ECサイト構築プラットフォーム。一方「JOINT iPaaS for SaaS」は、自社プロダクトと他SaaSとの連携開発・管理・運用までを効率的に・簡単に・素早く対応できるEmbedded iPaaS(組み込み型iPaaS)だ。
今回発表された両サービスの連携によって「メルカート」標準連携の外部システム以外とも連携が可能になり、EC事業者は自社で使用しているさまざまなソリューションと柔軟でシームレスに連携できるようになる。
※参考: クラウドEC構築プラットフォーム「メルカート」(株式会社エートゥジェイ)
業務効率化とさらなるビジネス成長の支援を目指す
エートゥジェイによると、本連携によるメリットは以下の通り。
◆業務効率化:さまざまなシステムとの連携を自動化することで、手作業によるデータ入力や処理作業を削減し、大幅な業務効率化が期待できる。
◆自社に合った連携の実現:外部システムとの連携を実施する際に、EC事業者独自のデータ仕様に基づいたカスタム項目のマッピングも簡単に設定できる。
◆データ活用:顧客情報の一元管理や、パーソナライズされた情報配信、購買体験の向上など、さらなるビジネスチャンスを創出する事が期待できる。
◆業務フローの整備:様々なシステムとの連携を自動化することで、業務フローの効率化を目指すことができる。
データ連携を促進しさらなる事業成長を支援
連携開始に際して、株式会社エートゥジェイ 取締役/メルカート事業責任者 渡邉章公氏は下記のようにコメントしている。
「日本国内でもSaaSが急速に普及し、ヒトにシステムが合わせる時代から、SaaSのようなマイクロサービスを組み合わせて事業基盤を作りながらヒトがシステムに合わせる時代へと変革を遂げてきました。そのような時代背景のもと、急速な成長を続けるEC市場においてもSaaSプロダクトをスピーディに組み合わせていくことが必要不可欠となっています。
『JOINT iPaaS for SaaS』のようなSaaSプロダクトの垣根を超えるサービスと連携することで、より一層メルカートの進化と、EC市場への貢献が期待できると考えています」
今後は、本連携を通して「メルカート」と外部サービスとのデータ連携を強化し、EC事業者の業務効率化と成長を支援していくとのこと。「メルカート」を利用している事業者にとって、さまざまな可能性を広げる連携と言えそうだ。