佐川急便で不在持ち戻りとなった荷物の「郵便局受け取り」が2月25日から全国に拡大
日本郵便株式会社と佐川急便株式会社は、2025年2月25日より、佐川急便において不在持ち戻りとなった荷物(※1)を、郵便局の窓口で受け取れるサービス(以下:本サービス)を全国に拡大する。
※1:飛脚クール便、e-コレクト®、着払い、セーフティサービス(貴重品)などは対象外
一部エリアから全国へ拡大
本サービスは、2023年10月より東京都をはじめとした一部エリア(中国エリア、四国エリア、九州エリア)において実施されていたもので、今回、その受け取り拠点の共同化を全国に拡大。顧客に合った受け取り方を促進し、利便性向上を図るとした。
◆サービス開始日
▷2025年2月25日
◆実施エリア
▷全国1052拠点
◆受取可能郵便局一覧(2025年2月17日発表時点)
※画像元:不在持ち戻りとなった佐川急便荷物の“郵便局受け取り”の全国拡大 (日本郵便株式会社 他)
宅配サービスの持続可能性向上を目指す
両社は本サービスの全国拡大が、限られた人的資源や施設を有効活用することによって、再配達回数の抑止、CO₂排出量の削減およびドライバー業務の効率化につながり、宅配サービスの持続可能性を高めることが可能となるとしている。
今後についても「両社は『全ての荷物を荷受人さまに安心・安全にお渡しする』ため、お客さまへの継続的な価値提供と、物流業界の効率改善や環境対応による永続的な発展を目指すべく、再配達削減の可能性を追求してまいります」と発表。受け取り方の多様化を促進し、持続可能な宅配サービスを目指す取り組みとして、次なる展開にも注目していきたい。
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