ギバース、自己負担なしで寄付を可能にするアプリ「Givearth」正式リリース

ECのミカタ編集部

いつもの買い物で世界を救う!ゼロ円寄付アプリ「Givearth(ギバース)」正式リリース!小川嶺(タイミー社長)、木崎智之(タイミーの1人目のエンジェル投資家)など複数名から数千万円の資金調達も実施

株式会社ギバースが、ユーザーが自己負担なしで寄付を可能にする寄付アプリ「Givearth(ギバース)」を正式リリース。あわせて株式会社タイミー 代表取締役である小川嶺氏ほか個人投資家等数名を引受先とした第三者割当増資を実施したことも発表した。

自己負担なしで寄付ができる「ゼロ円寄付アプリ」

「Givearth」はユーザーが日常の買い物や消費行動をアプリ内で行うことで、自己負担なしで寄付ができる「ゼロ円寄付アプリ」。ギバースによると、本アプリの主な特徴は以下の通りとなる。

◆自己負担なしの「ゼロ円寄付」
買い物をすることで自己負担ゼロで寄付が完了する。

◆ながら寄付
「Givearth」のアプリ内からAmazonや楽天などで買い物をすることで自動的に寄付が完了。時間がない人でも生活必需品を買っているだけで社会貢献ができる

◆さまざまな買い物が寄付に変わる
日用品でも、お気に入りのコスメでも、自分の好きなものを買うことが寄付につながる

◆支援がもっと身近に
寄付先の選択が可能(※1)。被災地支援や動物保護、子ども支援、環境保護など、ユーザーの選んだ寄付先に届ける

※1:本アプリを通して寄付できる先は、令和6年能登半島地震支援、難病を持つ子供・家族への支援、子ども食堂支援、動物の保護支援、人道支援と災害救援への支援、発展途上国への人道支援、国内遺児の奨学金支援、ガザ人道危機緊急支援、児童養護施設への支援(リリース公表時点。2025年3月11日0時より東日本大震災への寄付を開始)

※画像元:ゼロ円寄付アプリ「Givearth(ギバース)」正式リリース(株式会社ギバース)

誰もが助け合えるやさしい世界を目指す

資金調達について同社では、今回の資金をプロダクト開発チームの強化等に活用することで、「Givearth」をより良いサービスと成長させる方針だ。

同社代表取締役社長である藤本巴氏は、本アプリおよび資金調達について以下のようにコメントしている。

「昨年の能登半島地震で、お金がなく寄付できなかったときの無力感が、自己負担ゼロで寄付ができる『Givearth』を立ち上げるきっかけとなりました。(中略)素晴らしい株主の皆様や仲間と共に、『お金いらずで寄付できる』という新しい常識をつくり、誰もが助け合えるやさしい世界を実現します」

今後は提携ショップの拡大や、寄付対象となる団体の多様化を進め、より多くの人々が気軽に社会貢献に参加できる環境を整えたいとしている。新しい寄付の形を目指す本アプリの動向に期待が寄せられるだろう。


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