AiHUB、Pinyokio、Triple3が共同で画像生成AIモデル事業立ち上げ 「Bachamo」リリース
AiHUB株式会社、Pinyokio株式会社、株式会社Triple3の3社は2025年3月14日、画像生成AIモデル事業を共同で立ち上げ、生成AIファッションモデルサービス「Bachamo(バチャモ)」をリリースしたことを発表した。
AI✕ファッション✕商品撮影
今回発表された「Bachamo」は、商品画像とAIモデルの画像を合成し、AIで着用写真を生成(変換)する商品撮影サービス。3社は今回の協業が、最先端のAI技術とクリエイティブおよびマーケティングの専門力を組み合わせ、業界に新たなビジュアルコンテンツを提供する取り組みとしている。
現状「BASIC」から「PREMIUM」まで4つの料金プランが用意されており(※1)、従来の撮影と比較して、撮影費用の削減や撮影機関の短縮が見込めるという。
※画像元:AiHUB株式会社、Pinyokio株式会社、株式会社Triple3が共同で生成AIファッションモデルサービス「Bachamo」をリリース(AiHUB株式会社 他)
公式サイトによれば、「Bachamo」を活用することにより「人材確保」「撮影コスト」「制作期間」という撮影に関する課題を解決できるという。同サービスのAIによる合成イメージは以下の通りだ。
※画像元:AiHUB株式会社、Pinyokio株式会社、株式会社Triple3が共同で生成AIファッションモデルサービス「Bachamo」をリリース(AiHUB株式会社 他)
※画像元:AiHUB株式会社、Pinyokio株式会社、株式会社Triple3が共同で生成AIファッションモデルサービス「Bachamo」をリリース(AiHUB株式会社 他)
※画像元:AiHUB株式会社、Pinyokio株式会社、株式会社Triple3が共同で生成AIファッションモデルサービス「Bachamo」をリリース(AiHUB株式会社 他)
AIモデルは標準モデルとオリジナルモデルが用意されており、幅広い年齢層、ファッションスタイルに対応できるとしている(利用できるAIモデルのタイプは料金プランによって異なる)。
3社それぞれの強みを活かし、新しい価値の提供を目指す
AiHUB、Pinyokio、Triple3の3社は、「それぞれの強みを活かしAI技術、クリエイティブな制作力、そしてマーケティング戦略を融合させることで業界に新しい価値を提供します。 これにより、制作のスピードやコスト削減だけでなく、より魅力的で影響力のあるコンテンツが生まれます」としている。
異なる専門領域を持つ3社が組んだ「Bachamo」が、ファッションEC業界が抱える課題を乗り越えるサービスとなるか。今後の展開も追っていきたい。
※1:※効果は導入規模や利用状況によって異なる。「Bachamo」公式サイトより