W2、BtoB/BtoCに対応した新たなECプラットフォームを公開

ECのミカタ編集部

EC上の法人取引と消費者購入を1システムで運用可能となるプラットフォーム拡張をリリース

W2株式会社(以下、W2)は2025年3月19日、これまで提供してきた同社のECプラットフォームにBtoB機能を統合し、toB/toCの両ビジネスに対応した新たなECプラットフォーム(以下、本プラットフォーム)を公開した。

新規顧客獲得や販促活動を強化

W2では本プラットフォームにより、「受発注業務のDX化による業務効率改善にとどまらず、新規顧客獲得や販促活動を強化し、ビジネス成長を加速させることが可能になる」としている。

発表されている本プラットフォームの特徴は以下の通り。

◆BtoB/BtoC向けECサイトを1システムで運用可能
複数システムのランニングコストを削減し、データをリアルタイムで同期することで、データ活用や業務効率を向上させる。

◆アナログ業務を排除し、受発注をスムーズに
取引をデジタル化し、リアルタイムで受注・在庫管理を行うことで、業務負担を軽減しながら、スピーディーかつ正確な受発注体制の構築が可能に。

◆取引先ごとの最適な提案を自動化、売上拡大を実現
取引先ごとに最適な価格設定やコンテンツを自動出し分けし、メール配信やプロモーションを一括管理できる。

その他、法人顧客を対象とする企業のさまざまな事業ニーズにも対応しているとのことだ。

※画像元:EC上の法人取引と消費者購入を1システムで運用可能となるプラットフォーム拡張をリリース(W2株式会社)

Webマーケを活用した販売チャネル拡大が求められる

BtoBのEC市場は急速に拡大している一方で、メーカーや卸売業では依然として電話やメールによるアナログな受注対応が一般的であり、業務負担の増加や機会損失といった課題が生じていると、W2は指摘。

こうした状況について同社は「メーカーや卸売業においても新規顧客獲得の重要性が増しており、従来の受発注業務のDX化だけでなく、Webマーケティングを活用した販売チャネル拡大が求められています」と述べている。

そこで、従来提供してきたECプラットフォームの強みを活かしながら、法人取引に必要な機能を統合し、より柔軟なEC運営を可能にしたBtoB向けECプラットフォームを開発するに至った。

本プラットフォームを皮切りに、同社では「今後も法人取引のデジタル化を支援し、ビジネスの成長を加速するための革新的なソリューションを提供していく」とのこと。今後のアップデートにも期待したい。


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