子育て中の母親が感じる「ファッション通販サイトで不便なこと」トップ3は? ZOZO調査
株式会社ZOZO(以下、ZOZO)は2025年3月、「ママと子どものファッションアイテムのお買い物に関する意識調査」に関する調査を実施し、その結果を公表した。0歳~12歳の子どもと同居する女性1000人を対象に、ファッションアイテムの購入頻度やファッション通販サイトで不便に感じることなどを聞いた同調査から、一部を紹介する。
調査概要
◆回答者:0歳~12歳の子どもと同居する20歳~44歳の全国の女性
◆回答者数:1000名
◆調査日:2025年3月12日
◆調査機関:株式会社ネオマーケティング
◆出典:ママと子どものファッションアイテムのお買い物に関する意識調査(株式会社ZOZO)
※ファッションアイテムには洋服や靴・バッグ、アクセサリー等を含む
子どものアイテムを優先して購入する傾向
ファッションアイテムの購入頻度について、子どものアイテムを2~3カ月に1回以上購入する母親が約7割であるのに対し、母親自身のアイテムを同じ頻度で購入する人は約半数にとどまった。
このことから、ファッションに関して多くの母親は自分のものよりも子どものアイテムを優先して購入する傾向があることがうかがえる。
通販サイトでは「サイズ選びに困る」がトップ
「ファッションアイテムをオフライン(実店舗)で購入する際に、不便に思うことや困ること」を質問したところ、以下の回答が上位に並んだ。
◆子どもを連れての買い物は集中できない:51.3%
◆色々なお店を見て回るのが面倒:28.9%
◆お店に行くほどの時間がない:23.0%
母親たちはファッションアイテムを実店舗で購入する際、色々なお店を比較して選びたいものの、そもそも店舗に行く時間を確保することが難しいという実情が見受けられる。
一方、「ファッション通販サイトで不便なこと」を質問したところ、「サイズ選びに困る」が母親、子どものアイテムともにトップに。2位、3位も共通で「試着ができない」「実物と写真でイメージが違うことがある」が続いた。
半数以上が自由時間に「子ども用の商品を探す」
「1日の自由時間(自分の好きなことのために使える時間)にネットショッピング、SNSなどでしていることをすべて教えてください」と質問したところ、最も多かった回答は「子ども用の商品を探す(56.9%)」となった。
続いて「ニュースや話題になっていることをチェックする(53.5%)」「趣味や好きなことの情報をチェックする(51.9%)」「育児・子育ての情報を調べる(44.3%)」が並び、ZOZOでは「忙しい日々の中でも、やはり子どもに関連することへの優先度は高いことがわかる」と考察している。
ファッションアイテムの買い物において、子育て中の母親たちが感じている内容が明らかとなった今回の調査。中でも、通販サイトで不便な点としてあげられた「サイズ選び」や「写真と実物とのイメージのギャップ」に関しては、サイトを運営する事業者の側でも継続的な改善を検討する余地がありそうだ。