パーソナライズサービス「aunn 在庫・類似アイテム」が「futureshop」と連携
株式会社メイキップ(以下、メイキップ)は2025年3月27日、パーソナライズサービス「aunn Personalization」の新機能「在庫・類似アイテム」において、株式会社フューチャーショップ(以下、フューチャーショップ)が提供するSaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」との連携開始を公表した。
futureshopで「aunn 在庫・類似アイテム」機能の導入が可能に
「aunn 在庫・類似アイテム」は、ユーザーが閲覧したアイテムにサイズ欠品(※)が発生した場合に、代替アイテムを自動で表示する機能。今回、「aunn 在庫・類似アイテム」とfutureshopが連携し、futureshopが提供するAPIを活用することで、「aunn 在庫・類似アイテム」が必要とする商品の在庫データをスムーズに取得できるようになった。
◆aunn 在庫・類似アイテムの概要
※画像元:パーソナライズサービス「aunn Personalization」がfutureshopと連携開始(株式会社メイキップ)
先行導入企業である株式会社SHIFFONの武富祐樹氏は「『aunn 在庫・類似アイテム』を導入したことで、在庫切れの際にもお客様に似た商品を提案できるようになりました。これにより、販売機会の損失を減らせると考えています」とコメントする。
導入前後比でCVRが120%向上した事例も
「aunn在庫・類似アイテム」はメイキップ独自開発のAIによる画像類似判定技術と、サイズレコメンドエンジン「unisize」で取得した体型情報・ECツールが管理する在庫データを活用し、ユーザーに対して「デザインが類似している」かつ「ユーザーの体型に合うサイズが在庫にある」アイテムを自動で表示する。
同社によると、本機能を先行導入したアパレルECサイトでは、導入前後比でCVRが120%となるなど、ユーザーの購買体験の向上に貢献していることが実証されているという。
今回の連携によって、futureshopを利用するアパレルECサイトは、追加の開発工数をかけずに、「aunn 在庫・類似アイテム」機能を導入できるようになる。futureshopはアパレル業界をはじめとする多くのECサイトで採用されているだけに、導入事業者にとって機会損失を防ぐ可能性のある連携と言えそうだ。