マクアケがSB C&Sと提携 プロジェクト終了後の販路開拓コンサルパッケージを提供
株式会社マクアケ(以下、マクアケ)は2025年4月4日、ソフトバンク株式会社のグループ企業であるSB C&S株式会社(以下、SB C&S)と提携し、「Makuake」プロジェクト終了後の一般販売を支援する「販路開拓コンサルパッケージ」の提供を開始した。
販売設計コンサルティングや販路マッチングなどを支援
販路開拓コンサルパッケージ(以下、本パッケージ)は、「Makuake」で新商品やサービスをデビューさせた後に一般販売を実施する事業者に対して、販売の設計コンサルティングや販路のマッチングなどの支援を実施するもの。
両社の発表によると、提供メニューは以下の2パターンとなる。
◆プロジェクト設計時のコンサルティング&一般販売時の販路紹介
「Makuake」でプロジェクトを実施する前の段階から一般販売時の販路や価格を考慮したプロジェクト設計のアドバイスが受けられる。加えて、プロジェクト終了後の一般販売においてSB C&Sが持つチャネルにて販売することが可能。
※画像元:プロジェクト終了後の販路開拓コンサルパッケージを提供開始(株式会社マクアケ)
◆プロジェクト終了済み商品の販路開拓
実施したプロジェクトのデータから特定される「相性の良い顧客セグメント」をもとに、SB C&Sが持つネットワークの中から適切な販路の紹介が受けられる。
※画像元:プロジェクト終了後の販路開拓コンサルパッケージを提供開始(株式会社マクアケ)
デビュー後の一般販売を含めた継続的な支援を目指す
マクアケは「『Makuake』の実行者の約7割はプロジェクト終了後に一般販売をしていますが(※1)、その際に販路開拓や価格設計などの課題を抱えています」と、提供の背景を説明。SB C&Sも「(同社が持つ)販売ネットワークと知見を生かし、『Makuake』実行者の一般販売へのスムーズな進出をサポートします」とコメントしている(専務執行役員 兼 コンシューマ事業本部長 藤原勝氏)。
プロジェクト実施後の一般販売まで実行者の事業成長を継続的に支援することを目指すマクアケと、販売代理店として多様な販売チャネルのネットワークを保有するSB C&S。互いの強みを活かし、販路拡大をはじめとする実行者の課題解決につながる提携となることを期待したい。
※1:2022年8月、マクアケによる調査結果