「ラクスルDM便」対応エリアが関西に拡大
ラクスル株式会社(以下、ラクスル)とセイノーグループの株式会社地区宅便(以下、地区宅便)は2025年5月8日、ダイレクトメールを印刷から配送までワンストップで提供する配送プラン「ラクスルDM便」の対応エリアを、関西エリア(大阪、京都、兵庫、奈良、滋賀)へ拡大したことを発表した。
関西エリアへのサービス拡大が実現
「ラクスルDM便」は2025年3月、一都三県を含む全国へダイレクトメール(DM)を発送する顧客向けに、印刷から配送までをワンストップで提供する配送プランとしてスタート。
ラクスルの強みである低価格短納期での印刷と、セイノーグループの地区宅便の一都三県のラストワンマイルに特化した配送網を組み合わせることで、コストダウンを実現。また、従来印刷とDM発送代行会社に個別依頼することで、手間がかかっていたDM発注業務の工数削減にもつなげている。
両社の発表によれば、今回の関西エリアへの拡大は、多くの顧客から寄せられた反響と同エリアにおける高いニーズを受けて当初のスケジュールを大幅に前倒しして実現することとなった。
なお、一都三県、関西エリア以外のエリアは日本郵便株式会社の提供する「ゆうメール」を活用し、全国に配送する。
※画像元:業界最安級の「ラクスルDM便」を関西エリアに対応拡大(ラクスル株式会社)
「地産地消型の配送インフラ」の基盤を強化
ラクスルは「ラクスルDM便」について、「昨今の郵便料金の値上げなどによりお客様からのコスト見直しに対するご要望にお応えするべく、エリア特化型のDM配送の地区宅便と提携し、一都三県においてコスト効率的な地区宅便と、従来の郵便サービスを組み合わせた新たな配送プラン『ラクスルDM便』の開発に至りました」としている。
セイノーグループの一社である地区宅便は、ダイレクトメール配送のパイオニアとして業界をリードしている。地区宅便と提携することでコストと品質の両面で支持されており、今回、関西エリアへの展開によって、両社が目指す「地産地消型の配送インフラ」の基盤をさらに強化することとなった。
なお、本サービスは今後、全国の主要都市へ順次対応エリアを拡大していく予定とのことだ。