オークファングループ、「NETSEA」で「TikTok Shop」とのシステム連携を開始
株式会社オークファン(以下、オークファン)は2025年5月15日、同社子会社である株式会社SynaBiz(以下、SynaBiz)が提供するBtoBマーケットプレイス「NETSEA(ネッシー)」にて、「TikTok Shop」とのシステム連携を開始し、TikTokライバーに対して国内外の商品提供を行うことを公表した。
ライブコマースを通じた販路拡大を実現
オークファングループはSynaBizが運営するBtoBマーケットプレイス「NETSEA」において、「TikTok Shop」とのシステム連携を通じた新たなライブコマースサービスを提供する。
オークファンによると、新サービスの特徴は以下の通り。
◆システム連携により、「NETSEA」のデータと連動し、在庫更新や販売ステータスが自動化
◆ライバーは在庫を持たず、国内外の商品を自由に選択して、フォロワーに販売可能
◆商品代金はSynaBizが運営する「TikTok Shop」に支払われ、その中からライバーに報酬支払
◆商品はオークファングループ指定の倉庫から直接配送されるため、ライバーは配送業務に煩わされることなく、ライブ配信に集中可能
◆ライバーは数多くの商品の中から自分の好みに合わせて商品の選択が可能
◆ライバーの要望により新たな商品の提供も可能
◆OEMによりオリジナル商品を作成することもでき、ライバー独自のブランド展開が可能
このサービスによって、オークファングループはライブコマース市場に参入するリソースがない企業に向けたサポートも提供する。「NETSEA」に出店することで、同社提携ライバーが「TikTok Shop」上で商品の代行販売を行い、新たな販路を確立。これにより、「サプライヤーは簡単な手続きで、ライブコマースを通じた販路拡大を実現できる」とした。
ライブコマース関連サービスのさらなる拡充を目指す
ByteDance社が提供するTikTok内のEC機能「TikTok Shop」はすでに海外で拡大しており、近い将来日本でもリリース予定と言われている。
こうした状況を受け、オークファングループはライブコマース市場における新たなサービスを提供し、より多くのビジネスパートナーと共に販路拡大を実現させるとした。
同グループは今後、「TikTok Shop情報のメディア」「ライバー育成スクールでの連動」「EC一元管理ツールへのTikTok Shop連動」などの取り組みを通して、「TikTok Shop」をはじめとしたライブコマース関連サービスのさらなる拡充を目指す方針だ。
画像出典:TikTok Shopとのシステム連携 -TikTokライバーに対して商品を提供-(株式会社オークファン)