オープンロジ、首都圏にアパレル特化型倉庫を立ち上げアパレル専用EC物流を提供開始
株式会社オープンロジ(以下、オープンロジ)はアパレル商材の取り扱いに強みを持つ物流会社と共同で、首都圏にアパレル特化型倉庫(以下、本拠点)を立ち上げ、アパレル専用EC物流の提供をスタートしたことを発表した。
オープンロジの「出庫ルール」機能が標準仕様
今回立ち上げたアパレルEC物流の拠点は海外向け越境EC配送にも対応しており、商品特性や重量、配送先に合わせて、配送方法をFedExやDHLの国際宅配便(クーリエ)、国際郵便(EMS)から選択できる(※1)。加えて、オープンロジとGlobal-eを連携・活用することで、越境ECのハードルとなる各国の関税や通貨、現地の決済方法などに対応することも可能としている(※2)。
また、オープンロジの一元管理システム(OMS・WMS一体型)では、従来から好評だった「出庫ルール」機能が標準仕様となっている。ユーザーは、「出庫ルール」機能を活用して、ノベルティやチラシなどの同梱物に関する指示を、購入回数や金額などの条件に基づいて設定することで、流通加工の指示や出荷を自動で実行可能。EC担当者の業務負荷を増やすことなく独自施策を実施することができる。
アパレルサービスへのニーズが高まる
オープンロジは、アパレル専用EC物流を提供するに至った背景について、次のようにコメントしている。
「昨今、アパレル商材を取り扱うユーザーが増え、倉庫内での検針・プレス・下げ札付け・たたみ、独自梱包といった、アパレルサービスへのニーズが高まっていました。そこで、全国に物流パートナーネットワークを持つオープンロジは、アパレルEC物流に実績のある物流パートナーと協業し、アパレル特化型倉庫を立ち上げました」
首都圏のマルチテナント型物流施設にアパレルEC物流の拠点を構えることで、今後はアパレル向けの物流サービスメニューのさらなる充実と、拠点拡張を進める方針だ。アパレル市場の発展に貢献するサービスとして、今後の動向に注目したい。
※1:配送先の国や商材、その他の条件で利用できない場合がある。利用の可否については要問合せ
※2:Global-eの利用については事前審査あり
画像出典:株式会社オープンロジ