世代別「2025年夏のコスメ・スキンケア選び」で特に重視するポイントは? eBay Japan調査

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ECのミカタ編集部

<Qoo10「Z世代・Y世代における、女性のコスメの流行と消費に関する調査」結果発表>Y世代よりZ世代の方が「友人」「推し」などの影響でコスメを購入!Z世代過半数が“SNSバズコスメ”購入経験あり!

インターネット総合ショッピングモール「Qoo10」を運営するeBay Japan合同会社(以下、eBay Japan)は、全国の15歳~44歳の女性500人を対象に実施した「Z世代・Y世代女性のコスメの流行と消費に関する調査」の結果を公表した。

調査概要

◆調査名:「Z世代・Y世代女性のコスメの流行と消費に関する調査」
◆調査期間:2025年5月22日~5月26日
◆調査対象:全国の15歳~28歳女性250名、29歳~44歳女性250名(計500名)
◆調査方法:インターネット調査
◆調査会社:株式会社ネオマーケティング
◆出典元:「Qoo10」(eBay Japan合同会社)
※グラフの構成比は小数点以下第2位で四捨五入しているため、合計しても100にならない場合がある

コスメに求めること第1位は「自分に似合うこと」

まず「普段コスメに求めていること」をヒアリングしたところ、Z世代・Y世代ともに1位は「自分に似合うこと(Z世代:51.2%/Y世代:53.6%)」で、2位は「コストパフォーマンス(Z世代:40.4%/Y世代:43.2%)」となった。一方、Z世代において3番目に多かった「見た目の可愛さ(31.6%)」は、Y世代では16.4%と、その差が明確になっている。

SNS上でバズっているコスメを購入した経験があるか聞いたところ、Z世代は過半数が経験している一方で、Y世代の経験者は約4割に留まる。さらに、特定の人の影響を受けてコスメを購入した経験がある人は、Z世代は約8割(78.9%)、Y世代は約6割(59.0%)と、ここでも差が現れた。

この結果について、eBay Japanは「Z世代のほうが、他者の影響を受けて購買に至りやすいと考えられます」と考察している。

「チャームコスメ」使用率は1割以下も感度と認知度に相関

また、注目度が高まっているバッグやポーチなどにつけて持ち運べるコスメ「チャームコスメ」についても質問。チャームコスメを使っているか、また、知っているかを調査したところ、全体で使用率は8.4%、現在使っていない人も含めて知っている人の割合は31.0%となった。

世代別では、使用率・認知度ともにY世代よりZ世代の方が高い結果に。さらに「流行のコスメ・ファッション情報を意識的にチェックしているか否か」という質問への回答をもとに、流行感度別で見ると、コスメ・ファッションが好きな人ほど、チャームコスメの使用率・認知度が高い傾向が見られた。

2025年夏、重視するのは「紫外線対策」「コスパ」「乾燥対策」

2025年夏に向けて、コスメ・スキンケア選びで重視したいポイントを尋ねたところ、Z世代・Y世代ともに1位は「紫外線対策(Z世代:41.2%/Y世代:52.0%)」という結果に。2位は「コストパフォーマンス(Z世代:40.8%/Y世代:44.4%)」、3位は「乾燥対策(Z世代:25.2%/Y世代:34.8%)」と続いた。

また、コスメ・スキンケアにかける予算をそれぞれ聞いたところ、コスメにかける予算の平均は、Z世代は6114円、Y世代は5512円という結果に。スキンケアにかける予算の平均は、Z世代が6712円、Y世代が7820円となった。

eBay Japanは本調査結果について、「コスメ・スキンケア選びにおいては、多くの女性に共通するこだわりがありつつも、流行は日々進化していることがうかがえる調査結果となりました」と総括している。本格化する夏のコスメ・スキンケア商戦へ向けた施策検討に、本調査内容も参考にしてほしい。