SPIKE、「カード不正利用保証サービス」を開始

ECのミカタ編集部

SPIKEビジネスプレミアムユーザー向け「カード不正利用保証サービス」提供開始
EC事業者のチャージパックによる売上損失リスクを軽減
月額保証料3,000円〜で、上限100万円まで保証

急増するカード不正利用による事業者の負担を保証

株式会社メタップス(以下、メタップス)は、eDefenders株式会社(以下、イーディフェンダーズ)と提携し、運営するオンライン決済サービス「SPIKE(スパイク)」のビジネスプレミアムユーザー向けにチャージパックによる損失を保証する「カード不正利用保証サービス」を提供開始したと3月4日に発表した。
チャージパックとは、なりすましやカード盗用など不正利用等を理由に、クレジットカード会員が利用代金の決済に同意しない場合、クレジットカード会社がその利用代金の支払いを拒否すること。EC市場の拡大とともにクレジットカードの不正利用も増加し、チャージパック発生も急増。同サービスは、毎月一定の保証料を支払うことにより、こうしたEC事業者の売上損失リスクを軽減するものだ。
SPIKEビジネスプレミアムは、月額3,000円で月間1,000万円までは決済手数料0%(超過分は2.5%+30円)で利用できるプラン。これに月額保証料3,000円〜の同サービスを契約すれば、月30万円からの保証(他50万円、100万円)となる。申込みには審査が必要で、最低契約期間は6ヵ月から。

国内のクレジットカード不正被害額は30.5億円

一般社団法人日本クレジット協会の調べによると、2014年1月から9月に発生した国内のクレジットカード偽造・盗用による被害額は30.5億円。こうした被害は年々増加傾向にあり、カードの情報を登録している通販サイトのIDが乗っ取られ不正に商品が購入されたり、コンピューターウイルスや偽のメールでカード情報が盗まれ不正利用されたりするケースが相次ぎ、被害拡大の原因になっている。
深刻化するカード不正利用、その対策は非常に難しい。まさに時代のニーズに応えるといったカタチで「カード不正利用保証サービス」は登場する。同サービスは、今後のSPIKEの人気をさらに押し上げる存在になると思われる。
ちなみにメタップスと提携したイーディフェンダーズが提供する「チャージパック保証サービス」は、すでに契約加盟店数2,500店舗を超えているとのこと。


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