DGBTがJMASと提携 中小・中堅企業のデジタルシフトを支援
株式会社DGビジネステクノロジー（以下、DGBT）は2025年6月19日より、株式会社ジェーエムエーシステムズ（以下、JMAS）と提携し、同社が開発・提供するクラウド型BtoB ECサービス「セカイカート」の取り扱いを開始した。
デジタルシフトの加速を支援
JMASが提供する「セカイカート」は、製造業・卸売業など中小・中堅企業のBtoB取引に特化したクラウド型ECサービス。BtoB特有の業務に対応する標準機能に加え、多様な商流への対応力も備えており、スピーディかつ低コストで導入できるのが特徴だ。
今回、DGBTとJMASの提携によって、製造・卸売業などの中小・中堅企業が抱える、BtoB ECの立ち上げや拡張に関する課題に対し、よりスピーディーかつ柔軟に構築・運用できる環境を提供。国内外での販路拡大、デジタルシフトの加速を支援する方針だ。
BtoB EC構築支援のさらなる拡張を進める
DGBTでは、「中小・中堅企業におけるBtoB ECでは『DXによる顧客満足度向上・業務改善』が競争力強化の鍵となる中で、社内業務のデジタル化や取引先の利便性向上に向けた仕組みを、短期間かつ低コストで構築・検証することが大きな課題となっている」と指摘。
従来のパッケージ型構築では、こうした課題に対する柔軟な対応やアプローチの幅が限定されていた上に、国内取引だけでなく、越境取引への対応を視野に入れる企業も増加しつつあることを背景として、DGBTはクラウド型BtoB ECサービス「セカイカート」の取り扱いを開始するに至った。
DGBTは今後、JMASとの提携を起点にBtoB EC構築支援のさらなる拡張を進めるとのこと。これまでエンタープライズ向け開発で蓄積してきた、複雑な商流や業務要件への対応力、ERPを源流とする業務ノウハウ、プロジェクトマネジメント力を活かして、BtoB ECに取り組む事業者に対して、“業務 × 構築 × 運用”を一体で支援する体制として、価値提供の幅をさらに広げていく方針だ。
