ブランジスタが「TikTok Shop」出店企業向け運用サービスを開始

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ECのミカタ編集部

ブランジスタが「TikTok」のEC機能 「TikTok Shop」出店企業向け運用サービスを開始

株式会社ブランジスタの連結子会社である、株式会社ブランジスタソリューションは2025年6月23日、「TikTok Shop」へ出店する企業に向けた運営代行(業務支援)サービスの開始を発表した。

豊富な販促経験を元にした支援を実施

ブランジスタグループは、20年以上にわたりEC業界で3000サイト・2000社超の企業に対して販促支援を行ってきた実績を有する。また、電子雑誌の制作を通じて、全国7300件以上の宿泊施設・飲食店・お取り寄せ企業・自治体等の情報発信にも携わっており、幅広い業種とのネットワークを築いてきた。

今回の「TikTok Shop」向け業務支援サービスでは、これまで培ったノウハウを活かし、アカウント開設から運用戦略の立案・実行、効果検証までをワンストップでサポート。また、商品や出店企業ごとに最適なコマーサーをキャスティングし、売上向上の鍵となる動画素材の制作支援も行うなど、包括的な支援体制を構築する。

「まとまるEC店長」との連携機能も予定

ブランジスタソリューションが提供するネットショップ一元管理システム「まとまるEC店長」では、「TikTok Shop」の日本でのローンチに合わせて連携機能の提供も予定。連携により、複数のネットショップに出店する事業者が「TikTok Shop」も含めたモール間の業務を一元的に管理しやすくなり、販路拡大と業務効率の向上が見込まれる。

すでに「まとまるEC店長」と契約している企業は追加設定を行うことなく「TikTok Shop」上でも商品名・説明文・価格などの情報を反映できるほか、「TikTok Shop」からの受注データも自動で取り込まれるため、他のECモールとの在庫連携・受注処理・出荷対応・伝票発行も、ひとつの管理画面上で対応できるようになる。

国内EC市場の活性化に貢献

すでに「TikTok Shop」を導入している海外の国ではカート付きショート動画経由での購買が活発に行われており、ブランジスタではこのトレンドが日本国内でも拡大することを見据え、以下のように発表している。

「国内EC市場における新しい潮流を全国に広く展開・定着させ、『動画から買う』新たな購買体験の普及を図るとともに、より多くの企業の『TikTok Shop』の活用推進を通じて、国内EC市場の活性化に貢献してまいります」

導入事業者にとって、ショート動画やLIVE配信を通した幅広い年齢層のユーザーへの訴求、そして新たな販路獲得と売上拡大につながることが期待される。