visumoが「PDP最適化サービス」を開始 第1弾はECファーストビュー改善機能

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ECのミカタ編集部

visumo、PDP最適化サービスを開始。第一弾としてECファーストビュー改善機能をリリース、バロックジャパンリミテッドで先行導入

株式会社visumoは、EC事業者向けに商品詳細ページ(Product Detail Page=以下、PDP)最適化を支援する新たな取り組みを開始。その一環として、商品写真や動画に加え、カタログ素材、コーディネート投稿、SNS投稿など、さまざまなクリエイティブ素材を効率的にファーストビューへ活用できる新機能「visumo show」の提供を発表した。

従来のECカートにおける問題点を解決するための新機能

ビジュアルマーケティングプラットフォーム「visumo(ビジュモ)」を提供している同社は、今回発表した新機能「visumo show」が解決できる問題点として、以下の3点を挙げている。

◆問題点1:商品画像の入れ替えが簡単にできない
▷「visumo show」はECカートシステムの仕様に左右されず実装ができ、visumoの管理画面でドラッグ&ドロップ等のUIで簡単に追加、変更、削除が可能。

◆問題点2:商品画像以外のクリエイティブがページ下部で埋もれてしまう
▷「visumo show」では、SNSの投稿(UGC含む)やスタッフ投稿などをvisumoの管理画面で一元管理し、ファーストビューに簡単に追加が可能。

◆問題点3:クリエイティブの貢献度が測れない
▷「visumo show」では、ユーザーの閲覧、クリック、売上貢献度などの指標をもとに最適な動画・写真を可視化。

バロックジャパンリミテッドで先行導入

今回の「visumo show」リリースに際し、「MOUSSY(マウジー)」「SLY(スライ)」など19ブランドを展開する株式会社バロックジャパンリミテッドの公式通販サイトでの先行導入事例が紹介されている。

※画像元:株式会社visumo

バロックジャパンリミテッドは「visumo show」の導入について、以下のようにコメントする。

「今回のアップデートでは、管理画面上でのドラッグ&ドロップにより商品画像の差し替えが直感的に行えるほか、SNS投稿や商品動画などをファーストビューに効果的に配置できるようになりました。(中略)今後は、既存のクリエイティブの閲覧数や売上貢献度を詳細に計測し、データに基づいた改善を行うことで、現場の負担を減らしながら、成果につながるEC体験を提供してまいります」。

AI学習によるアップデートも予定

今後は、購入率や閲覧データをAIが学習し、自動で最適な動画・写真の並び順を表示するといったアップデートを予定しているという「visumo show」。PDPのファーストビューに表示される動画や写真はユーザーの購買行動や購入率に大きな影響を与える重要な要素であるだけに、導入事業者から期待が寄せられそうだ。