「ecforce」と「Recustomer 返品・キャンセル」がAPI連携 返品・交換・キャンセル対応を自動化

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ECのミカタ編集部

株式会社SUPER STUDIOが提供する統合コマースプラットフォーム「ecforce」と、Recustomer株式会社の運営する「Recustomer 返品・キャンセル」がAPI連携を開始したことが、両社から発表された。この連携により「ecforce」を導入する事業者は、購入者からの返品・交換・注文キャンセルにかかる業務の自動化が可能となる。

事業者と購入者双方の負担軽減、顧客体験の向上を目指す

「Recustomer 返品・キャンセル」は、EC事業者の返品・交換・注文キャンセル業務を自動化するサービス。返品・注文キャンセル依頼受付から、集荷手配・在庫確保・キャンセル時の発送停止業務など、さまざまな業務を自動化が可能になることで、コマース事業者の業務効率化やコスト削減、消費者の心理的・時間的な負担の軽減にもつなげることができる。

画像出典:株式会社SUPER STUDIO

コマース事業者の3つのメリット

両社は今回の連携によるコマース事業者にメリットとして、以下の3つをあげる。

①「返品・交換・注文キャンセル」に関する業務時間の削減
問い合わせの受付、メールなどでのやり取り、在庫の確認・確保、返品・交換の承認、交換商品の発送指示などの業務を全て自動化。30分ほど要していた作業時間が、3分程度に短縮できる。

②作業リソースとコストの削減
作業の自動化により対応スピードが向上することで、カスタマーサポートの負担や人件費の軽減も期待できる。「返品・交換・注文キャンセル」の作業にかかるリソースを、付加価値の高い業務に集中させるなど、生産性向上の可能性も広がる。

③対応品質の均一化と顧客体験の向上
「返品・交換・注文キャンセル」に対する顧客への対応品質の均一化を図れる。これにより、顧客満足度の向上につながることも期待できる。

「ecforce」を導入する事業者にとって、自社の業務負担が軽減するだけでなく、顧客体験の改善からLTV向上につながることが期待される。


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