敬老の日「ギフトを贈る予定」は半数以下、「まだ未定」約3割 敬老の日.jp調査
グルーヴ株式会社(以下、Groov)が運営する「敬老の日.jp」は、2025年6月から7月にかけて敬老の日に関するアンケート調査を実施し、この度結果を公開した。
調査概要
◆調査エリア:全国
◆調査主体:敬老の日.jp
◆調査方法:インターネットリサーチ
◆調査対象:10代~60代の男女
◆調査人数:359名
◆調査期間:2025年6月22日~7月13日
◆出典:敬老の日に関するアンケート調査(敬老の日.jpより)
約4割が「ギフトを贈る予定」と回答
「今年の敬老の日はギフトを贈りますか?」という質問に対する回答は、以下のような結果となった。
◆ギフトを贈る予定:45.1%
◆まだ未定:33.4%
◆ギフトを贈らない予定:20.6%
◆その他:0.8%
「ギフトを贈る予定」と答えた人は45.1%と半数近くにのぼり、今年も敬老の日に合わせて何らかの形で感謝を伝えようとしている人が多いことがうかがえる。
一方で、「まだ未定」と回答した人も33.4%とおよそ3人に1人。Groovでは「この“未定層”は、行動に移るきっかけ次第で贈る側に回る可能性もあり、今後のギフト需要における潜在層として注目される」としている。
敬老の日は「節目の思い出づくり」
「敬老の日のギフトはどれくらいの頻度で送っていますか?」というアンケート調査では、「毎年贈っている」は39.8%にとどまり、「2〜3年に一度の頻度で贈っている」という回答も32.6%と同程度を占めた。
Groovはこの結果について、「この数字からは、敬老の日が“年中行事”というよりも、“節目の思い出づくり”として位置づけられている家庭も少なくない」と推測する。
毎年でなくても、誕生日や喜寿・米寿などと組み合わせて特別感を持たせて贈るというスタイルが浸透しているのかもしれないと続けた。
形式ではなく、相手との関係性や生活背景に寄り添った、柔軟な敬老の日の在り方が広がりつつあるのかもしれない。今後のギフト施策を検討する上での参考となりそうだ。