ウェブライフ、アパレル事業者向けの新モデル「BiNDec MODEL アパレル」をリリース
株式会社ウェブライフ(以下、ウェブライフ)は、Shopify(ショッピファイ)の法人向けEC構築・運用サービス「BiNDec(バインド・イーシー)」において、アパレル事業者向けの新モデル「BiNDec MODEL アパレル」をリリースした。
快適な購買体験で購入率向上
MODEL アパレルは、400以上のShopifyストア構築実績と、Shopify Premierパートナーとして培った知見・技術力を活かしたサービスである。
ウェブライフは本サービスの特徴について、次のように説明する。
◆高度な絞り込み検索で欲しい商品に最短アクセス
サイズ・カラー・カテゴリなど多様な条件に対応できる高度なフィルターや検索UIを搭載。膨大な商品バリエーションの中から顧客が迷わず目的の商品にたどり着けるよう設計し、快適な購買体験と購入率向上を実現する。
◆LOOKBOOKで“コーデ買い”を促す導線設計
シーズンテーマやコレクションをビジュアルで表現し、ブランドの世界観を訴求。着こなし提案からそのまま購入につなげる導線を整えることで、購入単価の向上とファン化を促進する。
◆実店舗の連携で顧客体験の向上と在庫ロスを最小化
POSとECをシームレスに連携し、在庫や顧客情報を一元管理。オンラインとオフラインを横断したスムーズな購買体験を提供し、在庫ロスを抑えながら満足度を高める。
※画像元:アパレルEC特化の「BiNDec MODEL アパレル」をリリース(株式会社ウェブライフ)
データ活用が成長のカギ
ファッション・アパレル分野のEコマースは国内外ともに成長基調にあり、グローバル市場でも拡大が見込まれている。一方で、Cookie規制の強化やプライバシー保護の潮流により、従来型のリターゲティング広告手法の効果は低下するなど、ブランドロイヤルティの低下や新規顧客獲得コスト(CAC)の高騰が課題であるとウェブライフは指摘。
同社は「成長と競争が加速する今、コマースをマルチチャネルで展開し、最適な顧客体験、業務プロセスのシステム化、データに基づく施策を実施することが不可欠です。(中略)グローバルに拡張性を備えたShopifyは、こうしたユニファイドコマースの基盤として最適なプラットフォームです」と述べる。
「BiNDec MODEL アパレル」は、Shopify標準機能に加え、独自開発の「BiNDecアプリ」や外部サービス連携を組み合わせることで、アパレル特有の多SKU・多チャネル運用に対応する。必要な要素を取捨選択しながら最大のパフォーマンスを引き出す“ビジネスモデル提案型”のEC構築サービスとして、アパレルECにおける新たな選択肢となりそうだ。