楽天ラクマ「ラクマ最強鑑定」の利用件数、21カ月で約26倍に増加

最終更新日:

ECのミカタ編集部

「楽天ラクマ」、「ラクマ最強鑑定」の最新利用実績を発表

楽天グループ株式会社(以下、楽天)が運営するフリマアプリ「楽天ラクマ」は、2025年9月5日、株式会社コメ兵と提携して提供している「ラクマ最強鑑定」の利用実績を発表した。

月間の鑑定利用件数は21カ月で約26倍に増加

「ラクマ最強鑑定」は、楽天ラクマで商品を購入したユーザーが、無料で商品の鑑定を受けられるサービスであり(※1)、ブランドバッグ、衣料、時計、ブランドジュエリーなどを対象としている。

2025年7月の「同サービスの月間鑑定利用件数は、前身のサービス「ラクマ鑑定サービス」を提供していた2023年11月比較すると、21カ月で約26倍に増加した(※2)。

楽天では「これは、ユーザーが安心して高額なブランド品を取引したいというニーズの高まりと、『ラクマ最強鑑定』が提供する信頼性の高い鑑定サービスが広く受け入れられていることを示しています」としている。

また、「お届け前鑑定」の利用状況をブランド別に分析した結果、「お届け前鑑定」機能が利用された全取引において、400ブランド以上が対象となる中で「HERMES」が全体の16.8%を占め、最も多く利用されていたことが明らかとなった(※3)。

偽造品流通の抑制に大きく貢献

「お届け前鑑定」を通じて判定結果を出した商品のうち、99%以上が「基準内(※4)」と判定(※5)。これは、2025年1月に発表した「基準内」の比率(98.2%)からさらに比率を高めて推移している。

楽天はこの結果について、次のようにコメントしている。

「この極めて高い『基準内』比率は、『楽天ラクマ』が24時間365日の不正出品検知およびパトロールを強化し、出品段階からプラットフォーム全体の健全性を高めていることと、『ラクマ最強鑑定』があることで偽造品出品の抑止につながっており、偽造品流通の抑制に大きく貢献していると考えられます」

楽天ラクマユーザーが高額ブランド品を安心して取引するための鑑定サービスとして、今後も利用者数を高めていきそうだ。

●画像元:「楽天ラクマ」、「ラクマ最強鑑定」の最新利用実績を発表(楽天グループ株式会社)
※1:一部、「後から鑑定」機能を利用の場合、鑑定拠点までの片道送料のみ購入者の負担
※2:2023年11月1日~11月30日の期間における「ラクマ鑑定サービス」月間利用件数と、2025年7月1日~7月31日の「ラクマ最強鑑定」月間利用件数より算出
※3:2024年10月17日~2025年7月31日の期間に「ラクマ最強鑑定」の「お届け前鑑定」を利用して商品を購入した取引件数のブランドシェアより算出
※4:過去のデータ等に基づき、コメ兵における判定基準を満たしている商品を「基準内」、満たしていない商品を「基準外」として判定
※5:2024年10月17日〜7月31日で「お届け前鑑定」として鑑定した商品の判定結果比率。ただし、付属品が一部同梱されていない場合や商品状態によって正確な鑑定ができない「判定不能」の商品、および鑑定の対象商品ではなかった「対象外」商品については「基準内」「基準外」の判定が難しいため、本比較から除外