敬老の日ギフトの購入先、ネット通販が過半数でトップ 敬老の日.jp調査
グルーヴ株式会社(以下、Groov)の運営する情報メディアサイト「敬老の日.jp」が、全国の10代から60代の男女を対象に行った敬老の日に関するアンケート調査の結果を公表。敬老の日ギフトの購入チャネルでは、「インターネット通販」が51.0%と過半数を占めた。
調査概要
◆調査エリア:全国
◆調査主体:敬老の日.jp
◆調査方法:インターネットリサーチ
◆調査対象:10代~60代の男女
◆調査人数:359名
◆調査期間:2025年6月22日~7月13日
◆出典:敬老の日に関するアンケート調査(敬老の日.jpより)
半数以上がインターネット通販で購入
「敬老の日ギフトをどこで購入していますか?」という質問に対して、「インターネット通販」が51.0%と過半数を占め、2位の「百貨店・デパート」を大きく上回った。上位のランキングは以下の通り。
◆インターネット通販:51.0%
◆百貨店・デパート:14.3%
◆ショッピングモール:12.9%
◆お花屋さん:7.0%
◆スーパーマーケット:5.9%
この結果について「敬老の日.jp」では、「(インターネット通販の)自宅にいながら多様な選択肢から比較・注文できる利便性が、多くの人に支持されていることがうかがえる」としつつ、「全体として、敬老の日ギフトの購買行動は「便利さ」「選びやすさ」「信頼感」のバランスでチャネルが選ばれており、今後もオンラインを中心に、多様な購買スタイルが共存していくと考えられそう」と分析している。
ギフト市場の多様化が迷いを生む
また、「敬老の日ギフトを選ぶ時の悩みはありますか?」という質問に対して最も多かった回答は「気に入ってもらえるかわからない」(24.2%)となった。
「毎年同じものになってしまう」(22.5%)といった“マンネリ感”の悩みや、「選択肢が多すぎて選べない」「思いつかない」といった声もあがり、ギフト市場の多様化が迷いを生む側面も示された。
敬老の日.jpでは本結果を踏まえ、「敬老の日ギフトは『便利さ』と『相手への思いやり』を両立させる行為として定着しており、今後はオンラインとリアル店舗の双方が補完し合いながら、より多様なスタイルで進化していくと考えられます」と予測している。
今後のギフト市場の動向を探るうえでも、本年の動向にも注目しておきたい。
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