LM、TikTok広告におけるPontaデータを活用した分析サービスを提供
株式会社ロイヤリティ マーケティング(以下、LM)は2025年9月17日、TikTok広告においてPontaデータを活用した配信および分析サービスの提供を開始した。
配信から効果分析まで把握可能に
LMとTikTok for BusinessはTikTok広告において、Pontaデータを活用してターゲティング配信から広告配信後の広告効果分析まで実施できるサービスの提供を開始した。LMによると、本サービスの特徴は以下の通りとなる。
◆ファクトデータ中心の多様なターゲティング
デモグラフィックデータや、ユーザーのTikTok上での閲覧履歴に応じた興味・行動データ、ユーザーのデバイスデータなどを基にしたターゲティング配信が可能。今回、新たにPontaのリアル購買データやライフスタイルデータなどを活用した、多様なターゲティングが実現する。
◆広告による購買効果をPontaデータで可視化
リアル店舗における購買促進を目的としたTikTok広告が、実際にリアル店舗での対象商品の購買にどの程度寄与したのかを、Pontaデータを用いることで計測可能に。広告配信対象者の購買行動を配信前後で比較して、広告効果を評価する。
◆ブランドリフト・購買理由調査による広告評価
直接的な成果指標での評価が難しい商材のTikTok広告において、ブランドリフト調査や購買理由調査により、出稿の効果を可視化。Ponta会員へのアンケートを通じて、広告接触の有無別に商品・サービスに対する好感度や理解度を比較することで、TikTok広告がユーザーの態度変容にどれだけ寄与したのかを把握する。
※画像元:TikTok広告においてPontaデータを活用したターゲティング配信・分析サービスの提供を開始(株式会社ロイヤリティ マーケティング)
Pontaデータ利用費をTikTok for Businessが負担
2025年12月までに一定金額以上のTikTok広告を出稿した場合、TikTok for Businessが本サービスにおけるPontaデータ利用費を負担。広告主は広告出稿費のみで、Pontaデータを活用したターゲティング配信や、配信後の購買分析・ブランドリフト調査といったサービスを利用できる。
TikTok広告は動画視聴率が高く、ユーザーの行動変容を促す手段としてマーケティング活動に活用する企業が増加している。
両社は今後について、「本サービスの提供を通じて、企業のマーケティング支援の強化を図ってまいります」とコメントする。販促施策に課題を抱えているならば、一度検討してみたい。