makeshop byGMOと「O-PLUX Account Protection」が連携 専用アプリで高度な不正ログイン対策が導入可能に
GMOメイクショップ株式会社は2025年9月29日より、「makeshop byGMO」と、かっこ株式会社(以下、Cacco)が提供する不正検知サービス「O-PLUX Account Protection」との連携を開始した。
makeshop byGMO利用事業者に初期費用無料で提供
本連携では、アプリでの標準連携という形式をとることで、手軽な導入方法と特別な料金体系を実現している。
これまで不正被害対策のシステムの導入をちゅうちょしていたEC事業者も、少ないリスクで安心して「O-PLUX Account Protection」の高精度なセキュリティを導入することが可能となる。
◆導入方法
アプリ形式で「O-PLUX Account Protection」を提供。別途開発費用や連携工数をかけることなく、インストールから最短で即日から1~2営業日程度で最先端の不正対策を導入することが可能となり、格段に導入のハードルを下げる。
◆料金体系
「makeshop byGMO」の特別価格として、通常、30万円ほどかかる導入費用を無料で提供。また、ECサイトのビジネス規模やトランザクションに合わせて3つのプランを用意している。
※画像元:「makeshop byGMO」と不正検知サービス「O-PLUX Account Protection」が連携(GMOメイクショップ株式会社)
不正アクセス・ログインをリアルタイムで検知
Caccoが提供する不正検知サービス「O-PLUX Account Protection」は、「ログイン画面」「登録/申込画面」への「不正ログイン」「不正会員登録/口座開設/申込」「Botアタック」を検知/モニタリングするためのクラウドサービス。
特許取得済みの端末特定技術に加え、IPアドレス分析、Bot判別、ネガティブリスト照合などを組み合わせた独自の検知ロジックにより、なりすましやBotによる不正ログイン、同一人物による複数の会員登録/口座開設/申込みを高精度に検知。
追加認証を組み合わせたリスクベース認証により、審査業務の効率化・自動化や対策コストの抑制にも貢献する。
※画像参照:「makeshop byGMO」と不正検知サービス「O-PLUX Account Protection」が連携(かっこ株式会社)
顧客満足度の向上とブランド保護を実現
EC事業者にとって不正被害対策は顧客からの信頼の維持はもちろん、自社のブランドを守るために不可欠な対策だ。一方、対策を講じるためには専門的な知識やノウハウが不可欠である。そのため小規模事業者には、費用や人的リソースの負担が大きいという課題があった。
こうした課題を解決するため、GMOメイクショップは、不正検知サービス「O-PLUX Account Protection」との連携を開始するに至った。本サービスを導入することで、ユーザーに安心してログインできる環境を提供できるようになる。さらに、不正アクセスによる損害や信用の失墜を防ぎ、ECサイトの安全性を向上することが可能となる。
高額な初期費用や専門知識を準備せずに高度な不正対策を導入でき、顧客満足度の向上とブランド保護につなげられる点は大きなメリットとなるだろう。EC市場の信頼性を高めるためにも、今回の連携後の展開に期待したい。