LINEが「ウォレットタブ」を「ミニアプリタブ」へ刷新 2026年2月頃を予定

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ECのミカタ編集部

LINE、「ウォレットタブ」を「ミニアプリタブ」へ刷新

LINEヤフー株式会社は2026年2月頃より、コミュニケーションアプリ「LINE」の「ウォレットタブ」を刷新し、「ミニアプリタブ」として提供を開始すると発表した。

よく使われているLINEミニアプリを表示

新しい「ミニアプリタブ」では、ユーザーが過去に利用したLINEミニアプリの履歴表示に加え、よく使われているLINEミニアプリが表示される。また、カテゴリごとに人気のLINEミニアプリを紹介するカテゴリ別のおすすめ枠や、キャンペーン・注目サービスを訴求するバナー枠などの搭載を予定している。

さらにユーザーは、お気に入りのLINEミニアプリを「ミニアプリタブ」に登録できるほか、特集欄の新設やおすすめ欄の強化により、より多くのLINEミニアプリを見つけやすくなる。

こうした導線改善により「探す」「見つける」「繰り返す」という、一連の体験を「LINE」内でスムーズに完結できる。なお「ウォレットタブ」のサービスは、これまで通り「ミニアプリタブ」からも利用可能だ。

使いやすく親しみやすい導線を目指す

LINEミニアプリは、店舗や企業が「LINE」上で自社サービスを提供できるアプリプラットフォームである。ユーザーは、追加のアプリをダウンロードすることなく、普段使っている「LINE」から会員証の提示、モバイルオーダー、キャンペーン参加、ゲームなど、さまざまなサービスを利用できる。

企業側にとっては、LINEミニアプリの利用時にスムーズにLINE公式アカウントの友だち追加を促せるほか、LINEミニアプリを通じて取得したユーザーの属性情報や行動データをマーケティング施策やサービス改善に活用することが可能となっている(※1)。

「LINE」はユーザーの日常をより便利にし、企業には一人ひとりに寄り添ったサービス提供の手段として、活用が広がっている。この流れを受け、LINEヤフーはより使いやすく親しみやすい導線を目指し「ミニアプリタブ」の刷新に至った。同社は「今後もユーザー一人ひとりの利用状況や関心に合わせたUI最適化や、LINEミニアプリの開発者・自治体・企業との連携強化を通じて、LINEミニアプリをより便利な日常の入り口として進化させていきます」とコメントする。進化を続けるLINEアプリの動向を引き続き追っていきたい。

※1:LINEアカウントと紐づいた行動データの取得・活用にはユーザーの許諾が必須。