「食べチョクアワード2025」発表 “食べて応援” の循環が拡大した1年

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ECのミカタ編集部

1.1万軒の生産者から選ばれた「食べチョクアワード2025」発表!生産現場の声を受け “食べて応援” の循環が拡大した1年

株式会社ビビッドガーデンは2025年12月16日、2025年に食べチョクを通じて販売した生産者の中から特に支持を集めた生産者を表彰する「食べチョクアワード2025」を発表した。本記事では一部内容を抜粋して紹介する。

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合計195生産者がランクイン

「食べチョクアワード2025」は以下の指標に基づき集計を実施した。

◆商品および生産者に対する、購入者からのレビュー点数
◆「みんなの投稿」(※1)の投稿率
◆顧客リピート率(※2)
◆リピート購入回数(※3)
◆注文数
◆対象期間:2024年12月1日~2025年11月30日

※殿堂入り生産者を除く(殿堂入りの基準は過去に3回、部門1位を受賞した生産者)

今年は総合ランキングTOP10、6つのカテゴリー別ランキングTOP30、新人賞TOP5の、合計195生産者がランクインした(重複含む)。

◆発表カテゴリー
▷総合ランキング:TOP10
▷野菜ランキング:TOP30
▷果物ランキング:TOP30
▷水産物ランキング:TOP30
▷畜産物ランキング:TOP30
▷米・穀類ランキング:TOP30
▷そのほか各種ランキング:TOP30
▷新人賞:TOP5

総合ランキング1位は【米・穀類】のさとうさんち

以下、ランクインした生産者を一部紹介する。

◆総合ランキング1位:さとうさんち【米・穀類】(福島県 相馬市)
▷受賞の感想:驚きと共に、大変嬉しく思いました。農薬を極力使わないようさまざまな方法を取り入れ、体にいいものを提供できるようにしています。

◆水産部門1位:石野水産(広島県 呉市)
▷魚介部門で過去3回の1位を獲得している石野水産が、同部門で初めての殿堂入り。

◆新人賞1位:ぶるベジ(野菜)(石川県 白山市)
▷受賞の感想:正直、当園のような田舎の小さな農家が受賞できたことに、とても驚いています。こうして評価をいただけたのも、応援してくださる皆さまのおかげだと心から感じています。

2025年のキーワードは「声の力」

ビビッドガーデンは今年について「日本の一次産業は各地で深刻な被害に見舞われました。猛暑による不作、雹害や大雨による畑の損失、鳥獣被害の拡大、さらに瀬戸内海では牡蠣の大量死が発生するなど、生産者を取り巻く環境はこれまで以上に厳しさを増しています」とコメントしている。

そんな厳しい状況の中で2025年は生産現場の状況を伝える生産者の声と、それに応える応援の声が交わり、”食べて応援”消費が連続して生まれた1年となったとして2025年のキーワードを「声の力」と設定した。

食べチョクは、これからも「生産者の“こだわり”が正当に評価される世界」の実現に向け、生産者の挑戦に寄り添う方針を掲げる。今後もさらなる成長が期待される同社の動向に注目したい。

※1:生産者と顧客が直接コミュニケーションを取ることができる、食べチョク内のオープンな掲示板機能。
※2:対象期間の開始日から1年前まで遡り、その期間中に当該生産者から初めて購入した顧客のうち、対象期間内に再度、同じ生産者から商品を購入した割合として算出。
※3:対象期間内に当該生産者から初回購入を行い、かつリピート購入をした顧客が、その生産者から購入した平均回数。


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