スキンケア用品の購入3割弱が「ECサイト」と回答 マイボイスコム調査

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ECのミカタ編集部

【スキンケアに関する調査】スキンケアに関心がある人は5割弱。スキンケア用品購入者のうち、「ドラッグストア」で購入する人が6割強、「ネット通販、オンラインショップ」が3割強

マイボイスコム株式会社は2025年12月19日、「スキンケア」に関するインターネット調査の結果を公表した。

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調査概要

◆調査対象:マイボイスコムのアンケートモニター
◆調査方法:インターネット調査(ネットリサーチ)
◆調査時期:2025年11月1日~11月7日
◆回答者数:1万1351名
◆調査元:マイボイスコム調べ
◆出典:スキンケアに関するアンケート調査(第9回)(マイボイスコム株式会社)

7割弱がスキンケアを実施

「肌のためにしていること・気をつけていることはありますか?」と質問したところ、7割弱が「ある」と回答。男性では5割強、特に30代で比率が高くなっており、女性では9割弱を占めた。

肌のためにしていることは(複数回答)という質問では「スキンケア用品を使用する」が40.0%。次いで「紫外線対策」が24.9%、「規則正しい生活」「睡眠を十分とる、夜更かししない」が2割前後となった。

女性では「スキンケア用品を使用する」「紫外線対策」に次いで「肌の保湿」が上位に挙がった。これらの項目はいずれも男性を大きく上回り、男女差が顕著となっている。

女性の半数以上がECサイトで購入

スキンケア用品購入者に、購入場所を聞いたところ(複数回答)「ドラッグストア」が60.7%で最多となった。男女比では男性の比率が高く、特に高年代層で顕著だった。

続いて「インターネット通販、オンラインショップ」は34.1%、女性では5割弱となった。「ディスカウントストア」「化粧品専門店」「雑貨店、バラエティショップ」は、女性若年層で高い傾向が確認された。

使用しているスキンケア用品について質問したところ(複数回答)、女性では「洗顔料・メイク落とし、クレンジング」「化粧水」が8割前後を占めた。

男性10~40代では「洗顔料・メイク落とし、クレンジング」が各30%台、「化粧水」が各20%台という結果だった。

5割弱がスキンケアに関心を持つ

スキンケアに関心がある人は、「とても関心がある」「まあ関心がある」を合わせて5割弱を占めた。男性は若年層ほど比率が高く、10・20代では4割強、30代では約46%となっている。

一方、女性では関心がある人は7割を超えており、「とても関心がある」という強い関心の比率も女性では2割強となった。中でも、10・20代では4割弱と高くなっている。

若年層を中心に男性のスキンケアへの関心が高まっており、それに影響されるように中高年層にも広がりを見せつつある。メンズコスメ・スキンケアは今後、拡大が見込める市場といえるだろう。

コスメ・スキンケア商材を取り扱う事業者は、本調査結果を参考にターゲット層に応じた商品拡充や施策を検討したい。