2025年は人と過ごす時間への投資が増加 エクスクリエ調査
株式会社エクスクリエは2025年12月23日、「2025年ヒット商品と生活者トレンド調査」の結果を発表した。
調査概要
◆調査タイトル:2025年ヒット商品と生活者トレンド調査
◆調査期間:2025年12月8日~11日
◆調査手法:クロス・マーケティングQiQUMOを利用した調査
◆調査対象:全国に住む15歳~69歳男女
◆調査人数:1200人
◆出典:2025年ヒット商品と生活者トレンド調査(株式会社クロス・マーケティンググループ)
2025年を表す漢字は「米」
生活者1200人を対象に「あなたにとっての2025年を漢字1文字で表すとしたら」と質問したところ、「米」が106票で最も多くなった。
理由として「米の価格が高くて困ったから(男性20代)」や「高くなってしまい食べる回数を減らしたり、量を減らしている(女性50代)」などが挙げられた。多くの人にとって、米の価格上昇に伴う食生活への影響が大きかったことがうかがえる。
他にも「物価、保険料さまざまな値上げで生活が大変苦しいから(女性50代)」という理由で「苦」、「物価高や高市内閣の発足などから(男性30代)」で「高」などが上位に挙げられている。米を含む物価の上昇や、保険料などの負担による生活への影響が印象に残る年となった。

人と過ごす時間への投資が増加
2025年に最も時間を費やしたジャンルを聞いたところ、40代~60代は「家族との時間」がそれぞれ最も高くなった。2024年の調査結果と比較すると「家族との時間」は全体で6.9pt上昇している。

2025年に最もお金を費やしたジャンルとしても、2024年と比較して「家族との時間」は7.4pt、「友人との時間」は4.7pt上昇。特に「友人との時間」は、10代~20代の若年層ほど支出が高い傾向が見受けられる。

また、10~30代は「趣味」が最も高い一方で、40~60代は「旅行」への支出が最も高かった。年代によって支出先に違いがあることが明らかとなった。
2025年を振り返りながら、本調査結果を2026年へ向けた施策の参考にしたい。


