ニュウジア、「AI試着サービス」をリリース「撮影コスト」「リードタイム」の課題解決に
株式会社ニュウジアは2026年2月10日、アパレル事業者向けAI試着サービス「WearStudio.ai」をリリースした。
モデル着用画像を量産可能
「WearStudio.ai」は、商品画像にAIモデルを合成する「人物試着」をはじめ
10種類のAI機能を統合した、オールインワンプラットフォームである。「ペット試着」「動画生成」「顔差し替え」「AIモデル生成」「画像編集」「背景変更」「ポーズ変更」、さらに葬儀社向けの「遺影写真作成」まで対応している。
ニュウジアは本サービスが実現する解決策について、次の内容を挙げている。
◆撮影コスト最大90%削減:従来70万円のモデル撮影が、1画像約300円〜で実現。
◆赤ちゃん・ペット撮影の課題を解消:AIなら指示通りのポーズを即座に生成。
◆高精度なフィット感・ロゴ・テクスチャ再現:独自最適化した複数のAIエンジンを搭載。
◆リードタイム劇的短縮:企画から商品画像完成まで最短数分。
◆TikTok/Reels対応:AI動画生成機能で全商品の動画コンテンツを自動生成。
◆小規模事業者でも導入可能:月額2万9800円〜のプランで、個人ショップでもモデル着用画像を量産可能。
◆AIモデル生成イメージ

※画像参照:アパレル業界の撮影コストを最大90%削減AI試着サービス「WearStudio.ai」を本日リリース(株式会社ニュウジア)
アパレル業界の構造的課題を解決
ニュウジアはアパレル業界において現在、以下の構造的課題が経営を圧迫していると指摘する。
◆撮影コストの高騰と「売れない画像」の悪循環
◆赤ちゃん・ペット撮影の困難さ
◆AI試着における「サイズ感」「ロゴ崩れ」への不安
◆リードタイムの長期化
◆SNS動画需要の爆発
従来のアパレル業界では、企画から販売まで約3カ月のリードタイムが標準とされてきた。しかし、消費者の購買行動は「今すぐ欲しい」へと急速にシフトしている(※1)。
同社は「中国発のウルトラファストファッション『SHEIN』は、企画から生産まで最短3日というリードタイムを実現(※2)しており、半年サイクルの従来型ビジネスでは、こうした新興勢力との競争に太刀打ちできまん」とコメント。こうした状況を背景に、AIを活用したAI試着サービス「WearStudio.ai」の開発に至ったという。
撮影コストを大幅に削減
本サービスの料金プランは以下の図表の通り。
※画像参照:アパレル業界の撮影コストを最大90%削減AI試着サービス「WearStudio.ai」を本日リリース(株式会社ニュウジア)
ニットの編み目、レースの繊細な透け感、デニムの特有のムラ、シルクの光沢といった素材固有の質感をピクセルレベルで再構築。拡大しても不自然さのない、カタログ品質の画像を生成する。
アパレル業界の撮影コストを大幅に削減し、売上向上につなげるサービスとして期待が寄せられる。今後の動向に注目したい。
※1: TikTok Socio-Economic Impact Report(2025年6月発行)、マクロミルグループ調査委託
※2:東洋経済「アパレル初!謎の1兆円未上場企業『SHEIN』の正体」(2021年9月)他


