イーシーキューブ、リユース事業特化型EC構築・運用サービスを提供開始
株式会社イーシーキューブは2026年2月13日、リユース(中古品販売・買取)事業に特化したエンタープライズ向けEC構築・運用サービス「EC-CUBE Enterprise for Re:Use」の提供を開始した。
リユースDXのためのトータルソリューション
「EC-CUBE Enterprise for Re:Use」は、リユース特有の複雑な商習慣に対応できる高いカスタマイズ性を持つ「プロダクト」と業務効率化を実現する「AI活用提案」、事業成功に伴走する「コンサルティング」を統合したリユースDXのための、トータルソリューションである。
イーシーキューブは本サービスが提供する価値について、次の2点を挙げている。
◆複雑な商習慣にフィットする機能を構築
▷リユース業界にはブランド品、トレーディングカード、建機など取り扱い商材ごとに異なる、業務フローや商習慣が存在している。本サービスでは既存のパッケージでは対応できない、各社独自の強みやオペレーションをシステム上で再現し現場の業務負荷軽減に貢献する。
◆属人化したノウハウを継承・代行する「AI」の活用提案
▷リユース事業の大きな課題である「専門知識を持つ人材の確保」に対し、AI活用による提案を行い解決へと導く。
人手不足の中でも出品数を最大化
「EC-CUBE Enterprise for Re:Use」の主な活用事例は次の通り。
◆買取価格査定:熟練スタッフの経験に依存していた査定業務をAIがサポート。経験の浅いスタッフでも、運用可能な体制を構築。
◆出品業務の自動化:商品撮影からスペック入力、紹介文作成までをAIが代行。人手不足の中でも出品数を最大化する。
大手リユースチェーンなど、業界トップランナーの支援実績を持つDXスペシャリストが事業計画の策定から運用フローの再設計、リリース後の売上向上までを一気通貫で伴走。「どうDX化すれば売上・利益向上に繋がるか」を共に考え、リユース事業者の課題解決と事業成長に貢献する。

※画像元:リユース事業特化型EC構築・運用サービス「EC-CUBE Enterprise for Re:Use」を提供開始(株式会社イーシーキューブ)
リユース業界のDXを推進
リユース市場は2030年に向けて4兆円規模への拡大が予測されている(※1)。一方、従来のような「実店舗と専門人材を増やして拡大する手法」は、深刻な人手不足により限界を迎えている。多くの事業者が「市場は伸びているのに事業を拡張できない」という、ジレンマに陥っている状況である。
イーシーキューブは「この状況を打破するにはDX化による『脱・労働集約型』への転換が急務である」と指摘する。しかし「既存のSaaS型ECカートでは新品販売向けでリユース特有の複雑な商習慣に対応できず、一方でスクラッチ開発はコストが高すぎるという課題が存在しました」と述べる。
同社は、この「成長を阻むシステム選定の空白地帯」という根本課題を解消し、リユース業界のDXを推進するために、本サービスの開発に至った。リユース市場のさらなる発展につながる取り組みとして、今後の動向に期待が寄せられる。
※1:環境省「令和6年度 リユース市場規模調査 報告書」より


