この世に存在しないアパレルを、ブランドのファン（お客様）のために、ECによって、本当に作ってしまう、株式会社COMITAS（旧FASH international 代表取締役：加藤　大雄）の『DREAM ORDER』。先日、サイトの考案者を直撃し、取り上げた（http://ecnomikata.com/ecnews/detail.php?id=5203）が、次なるステージとして、『DREAM ORDER』で販売する商品を実際に展示する、ショールームをオープンした。

『DREAM ORDER』の仕組みとしては、こうだ。世の中に仮に存在していない商品であっても、そのデザインを公開し、ある一定の人数が集まれば、それを本当に商品として生産してしまうというもの。ブランドにとっては、どこにもないオリジナリティ溢れる商品を販売できるほか、お客様にとっても他には手に入らない商品で、他人に差をつけられるというわけだ。　

　今までは、それが全てウェブ上のみでのことだったが、このショールームでは、『DREAM ORDER』で取り扱う１０ブランドの商品も展示している。実際に見て試着することができることで、よりお客様の判断もしやすくなるというわけだ。
これらの商品は、『DREAM ORDER』でも購入できるが、ショールームで気に入れば、その場でオーダーすることも可能だ。

　インターネットの良さを生かす『DREAM ORDER』とショールームを持つ、COMITASの強みを存分に生かし、今回、また、ファンに、新たな好奇心とワクワクを届けようとしている。ここには、ECに限らず、ものを売る側の姿勢として忘れてはいけない、お客様目線が詰まっている。