トランスコスモスと調査・分析専門の同子会社が、ダイレクトマーケティングゼロと通販・EC・会員サービス向け事業で業務提携

2014/01/20

見込み客をリピーターに転換する顧客引上げプログラムの提供を開始

トランスコスモス株式会社（以下、トランスコスモス）と、調査・分析専門の子会社であるトランスコスモス・アナリティクス株式会社（以下、トランスコスモス・アナリティクス）は、株式会社ダイレクトマーケティングゼロ（以下、DM0）と業務提携し、顧客引上げプログラムのサービスを開始したと発表した。

顧客引き上げプログラムは、見込み客を効率よくリピーター客に引き上げるためのコミュニケーションプロセスをワンストップで支援するサービスで、通販・EC・会員サービス事業者を対象に、2014年度内に10件の本格導入を目指すとしている。

ダイレクトマーケティングの収益拡大の鍵は「F2転換率」

「F2転換率」とは、1回目購入後のトライアル利用者のうち2回目購入に進むリピーターの割合のことで、会員サービスの場合、仮登録から本会員登録へと進む確率に該当する。

トランスコスモス・アナリティクスは60名超のデータサイエンティストによるビッグデータ分析や顧客の声（VOC）活用のノウハウを持っている。

それとDM0が持つ「通販で勝つための成功法則」を組み合わせ、企業の顧客構造・業務実態に合わせた「世界にたった1つだけのF2転換プログラム」を作成するとしている。

顧客引き上げプログラムの詳細

まず、リピーターに関わる調査・分析を行い、各種指標の目標値やアプローチのタイミングの設定を含めたコミュニケーションシナリオを設計する。

そして、ダイレクトメールなどの紙媒体・WEB・コール・メールを組み合わせたフォロープログラムの企画・制作とPDCAサイクル構築をサポート。

さらに、トランスコスモスグループが持つデジタルマーケティング領域のソリューションやコールセンターの運用・改善サービスなどを組み合わせ、統一感のあるダイレクトマーケティングプロセスを実現し、収益拡大に貢献するとしている。