Pontaを運営するLM社がクレカ決済代行事業を分社化

ECのミカタ編集部

ビリングシステムが「Ponta」を運営するLM社からクレカ決済代行事業を承継
LM社のECサイト運営事業者向けクレカ決済代行事業を承継する新設会社の全株式を取得し、子会社化
ビリングシステムとLM社は協力し、当該QCS事業の取引先に対するサービス提供を継続、推進

QCS事業の承継で新規ビジネス領域の展開を強化、促進!

ビリングシステム株式会社(以下「ビリングシステム」)は、9月11日に開催された取締役会において、共通ポイントサービス「Ponta」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティング(以下「LM社」)の会社分割により、LM社のECサイト運営事業者向けクレジットカード決済代行事業を承継する新設会社の全株式を取得し、子会社化することを決議したことを発表した。

LM社では、国内最大級の7,162万会員、全国106ブランド、約23,700店舗で利用できる共通ポイントサービス「Ponta」を運営し、多様なデータを活かした企業の各種マーケティング支援を行っている。今回、LM社はそれらのマーケティング支援事業と平行して平成23年7月より運営してきた、クレジットカード決済代行事業「クイックコレクションサービス」(以下「QCS事業」)を分社化し、このQCS事業を継承する新設会社の全株式をビリングシステムが取得することによって、子会社化することになった。

LM社は、決済関連サービス全般を専門とするビリングシステムにQCS事業を承継するとともに、ビリングシステムとLM社は協力し、当該QCS事業の取引先に対するサービス提供を継続、推進していく。

また、LM社は、主力事業であるポイント事業、マーケティング事業とQCS事業との相乗効果を高めるため、ビリングシステムとの連携によるサービスの拡充を図るべく、業務提携を含め両社で検討していくという。

ビリングシステムは、今回のQCS事業の承継により、当該事業の取引先約700社に対し、LM社単独では提供が難しかったクレジットカード決済以外の決済手段、関連サービスの提供機会を獲得できることに加え、ビリングシステムが中長期事業戦略で重要テーマとしている、スマートフォン決済ビジネス、決済データとマーケティングデータの融合による新規ビジネス領域の展開を強化、促進していくという。


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