【LINE@】デジタルポイントカードで再訪促進!

ECのミカタ編集部

店頭でQRコードを読込、LINEアカウントがポイントカードに!

LINE株式会社(以下、LINE)はコミュニケーションアプリ「LINE(ライン)」で展開する公開型アカウント「LINE@(ラインアット)」上で、飲食・小売店舗などのアカウントの所有者が無料でデジタルポイントカードを発行・管理できる「LINE ショップカード」機能の提供を開始した。

「LINE@」は、飲食店・小売店などのアカウント所有者がLINE@アプリを通じて、デジタルポイントカードを発行・管理することができる「LINEショップカード」機能の提供を開始した。これにより飲食店や、小売店舗などにおいて、来店回数や購入金額等の独自に設定した条件で、ユーザーにポイントを付与することができるようになった。

具体的な使い方としては、まず、アプリ内で発行されるQRコードを店頭のスマートフォンやタブレット端末、印刷したポスターなどに掲示し、それをユーザーが自身の端末で読み取る流れ。ユーザーがQRコードを読み込むことで、ユーザーのアカウント上にポイントを付与することができる仕組みになっている。また、ポイントカードの作成時には、ガイドが設けられており、画面の案内に従って設定するだけで簡単にポイントカードを作成できるという。デザインの選択や追加特典、ランクアップ特典などの設定も可能でショップごとにカスタマイズしたポイントカードの発行ができるようになっている。

この機能を活用することにより、一定数のポイントが貯まったユーザーに対してインセンティブを提供したり、割引特典を提供したりすることが可能になる。さらに、有効期限前の自動通知機能なども活用することで、顧客の再訪を促進するO2Oツールとして効果的に利用することができるようになる。また、デジタルポイントカードの発行・利用はすべて無料のため、従来の紙やプラスチック製のポイントカードと異なり、製作や印刷の費用を気にせず発行できるという点でも魅力的なサービスだ。

コミュニケーションツールとして身近なLINEがポイントカードの機能を備えることで、保管や持ち運びの手間がなくなり、ポイントカードを持つことに対するハードルが下がるのではないだろうか。店舗としてもQRコードを発行するだけでよいので、ポイントカードの発行がしやすくなる。ポイントカードの新しい形として広がっていく予感がする。 


記者プロフィール

ECのミカタ編集部

ECのミカタ編集部。
素敵なJ-POP流れるオフィスにタイピング音をひたすら響かせる。
日々、EC業界に貢献すべく勉強と努力を惜しまないアツいライターや記者が集う場所。

ECのミカタ編集部 の執筆記事