アニメ・ゲーム専門フリマアプリの新たな旅立ち

セブンバイツ株式会社（以下、セブンバイツ）は、株式会社アニメイトラボ（以下、アニメイトラボ）に対し、アニメ・ゲームグッズ専門のフリマサービス「アニマート」を事業譲渡したと11月2日に発表した。

「アニマート」は、アニメ、同人グッズ、コスプレ用品、ゲーム、漫画、カードゲーム、アイドルグッズなどを個人間で取引できるフリマアプリとして2014年1月よりサービス開始。購入者が好みの商品に対してタグ付けできることや、業界最安値水準の手数料であることなどで人気を集めている。

セブンバイツが事業譲渡契約を締結させたことにより、「アニマート」の運営は、11月2日から日本最大級のアニメ関連企業であるアニメイトグループのアニメイトラボが行っていく。なお、運営会社変更により、現金振込申請の際の振込元は、11月30日締め分からアニメイトラボとなる。また、現在提供中のサービスは新たな手続きなど必要なく、従来通り利用できるとのこと。

先月のハロウィンは、過去最高の盛り上がりとなり、その経済効果はバレンタインを超えたと報道された。今やハロウィンは、クリスマスに次ぐ大イベントとしてEC界で見逃せないものとなった。このハロウィンに欠かせないコスプレ関連商品は、コスプレ大国である日本だけでなく、世界を市場にできる商材。また、通年で人気のアニメ・ゲームグッズを専門に取り扱う「アニマート」は、更に利用者を増やし続けていくことが容易に想像できる。サービス拡充など、事業譲受したアニメイトラボが今後どのように舵取りしていくか注目していきたい。