EC-CUBE 3 店舗運営＆デザインカスタマイズガイド

株式会社ロックオンは、EC-CUBE 3.0に対応した初の書籍「EC-CUBE 3 店舗運営＆デザインカスタマイズガイド」の発売開始を11月6日に発表した。

「EC-CUBE」は、同社が開発したECサイト構築パッケージをオープンソースとして2006年に公開したEC向けオープンプラットフォーム。日本No.1 EC構築オープンソースとして認定されており（独立行政法人情報処理推進機構「第3回オープンソースソフトウェア活用ビジネス実態調査」による）、ダウンロード数170万件超、推定22,000店舗以上において稼働している（同社調べ）。2015年7月には、コア部分とプラグインで稼働する「拡張性」の向上を追及した「EC-CUBE 3.0」が最新バージョンとしてリリースされている。

発売される「EC-CUBE 3 店舗運営＆デザインカスタマイズガイド」は、EC-CUBE 3.0のリリース後、初の書籍となる。内容は、EC-CUBE 3.0の概要、インストール、ネットショップ開店、デザインや機能のカスタマイズについてなど。EC-CUBE 3.0の根本構造の解説がバランス良くまとめられており、EC-CUBE 3.0の入門書として最適とのこと。

著者は、本やブログの執筆、セミナー講師等、「EC-CUBE」の普及活動を積極的に行っているスペシャリスト集団「EC-CUBE公式エバンジェリスト」の一員であるフリーランスエンジニアの西村誠氏。出版社は、株式会社ラトルズ。定価は3,024円となる。「EC-CUBE 3 店舗運営＆デザインカスタマイズガイド」は、「EC-CUBE」の普及に大きく貢献するものと期待されている。

「EC-CUBE」は、既に最新バージョンとなる3.0.4のリリースについてアナウンスしている。また、機能追加と修正は日々加えられるので、こうしたガイドの情報はすぐに劣化してしまう。このことを考慮し、「EC-CUBE 3 店舗運営＆デザインカスタマイズガイド」は、長く利用価値が保てるよう根本的な「EC-CUBE」の構造解説に主眼を置いている。今後も「EC-CUBE」を利用していくことを検討している、また、これからECショップを始めるオーナーには、本書を一度は手にとってみることをおすすめする。