ラクス上場!週明けの初値は?
ラクス、マザーズへ上場!
株式会社ラクス(以下、ラクス)は、12月9日に東京証券取引所マザーズ市場へ新規上場した。ラクスはシステムやクラウドといったIT技術を中小企業向けに改良し、安価で提供している企業。2000年に設立し、15期連続で増収、14期連続で黒字を達成してきた。
今期の業績予想は売上高が前期比17.6%増の40億1400万円、営業利益は27.9%の5億6900万円、経常利益は25.2%増の5億6100万円。
上場翌週、今日の始値は、2360円となっている。
ラクスのサービスの特徴は顧客ニーズを重視したクラウドサービスを展開し、業務効率化に貢献していること。コスト削減効果が見えやすく、継続利用しやすいサービスになっている。サービスラインナップとしてはメールの共有や管理の効率を改善する「Mail Dealer」、メール配信システム「配配メール」、経費精算システム「楽楽精算」 「働くDB」など。特に「Mail Dealer」 や「楽楽精算」は高い導入実績を誇っている。
また、ラクスの業務体制に関してもクラウドサービスを利用し、営業が失注した理由、サポートに寄せられる解約理由を受け、開発がそれらを反映し、受注率、継続率の向上を図っている。
今後はまず「楽楽精算」に注力し売り上げアップ、その後新サービスに注力し、さらなる成長を図っていくとしている。