Google、サイトクラック発見方法を解説

被害にいち早く気づくための最新のヒント

Googleは2月26日、ウェブマスター向けにサイトの不正なハッキングをいち早く見つける 3 つの方法を提供した。世界中で増える不正なハッキングに対し、最新のヒント、解決法を知ることができる。

1.不自然なディレクトリや URL がないか検索

自分の開設するサイトでサイト演算子による検索(site:example.com)を試す。自身で作成してないサブ ディレクトリやページが存在していれば、ハッキングにより不正にディレクトリを作成され、ページが挿入されている可能性がある。

定期的にサイト内の状況を確認、狙われやすいクエリ(キーワード)を付け足して検索することは有効。同クエリでGoogle アラートを設定しておくと、変化により早く気づくことができる。

2.検索クエリに不自然がないか確認

ウェブマスター ツールでは、自身のサイトがどのような検索クエリにヒットしているかを知ることができる。この「検索クエリ」に不明な言語のクエリが表示されていたりすれば、サイトがハッキングされていることを示すシグナルだ。

3. 問題発生時は通知するように設定

ウェブマスター ツールは絶えずサイトの状況をモニター、問題発生時にはメッセージ センターに通知してくれる。メール転送機能を使えば、いち早く被害に気づくことができる。

被害にあう前から準備することで、サイトが不正なハッキングの被害にあった場合にすぐに対応できる。ソフトウェアの更新状況を常に確認しアップデートしておくことも重要だ。