EC業界News1週間まとめ〜サクッと振り返り♪
4/3〜4/9のNewsをギュギュっとまとめました!
こんにちは!ECのミカタ編集部です。
4月も一週間が終わり、新生活にも慣れてきましたか?新しい環境で見る風景って全てが新鮮で楽しいものだと思います。現在の生活に慣れている方も初心を思い出して、今週1週間も頑張りましょう!
忙しくてニュースをチェックできなかった方でも、これを押さえとけばもう安心!
編集部が先週1週間の注目のニュースをまとめました。
日本郵便が目指す新しい宅配便の形 「各種サービス拡大」の真相に迫る
https://ecnomikata.com/ecnews/backyard/8463/
Amazon全品送料無料が終了、今後の方針は?
https://ecnomikata.com/ecnews/marketing/8557/
遂に発表!ファミマと日本郵政が業務提携。生活が快適に!
https://ecnomikata.com/ecnews/backyard/8550/
Amazon、感動の新CM。実は続きがあった・・・
https://ecnomikata.com/ecnews/build/8571/
Amazon送料無料の終了に伴う、今後の変化とは。
今週みなさんの注目を集めた記事の中に、Amazonが送料無料を終了させたというニュースがありました。実はこのニュースは大々的に発表されたものではないのです。Amazonの「配送料について」のページにて配送料金の案内が変更されていました。
詳細は購入商品が2000円以下の場合は、一律で350円(税込)が送料としてプラスされます。Amazon発送の書籍・Amazonギフト券については今までと同じく送料無料。この配送料金改正で、Amazonの利用者はどう推移していくのでしょうか。
そこで今回のニュースに関して消費者の意見を聞いてみました。
マイナスな意見としては、
「送料無料だからAmazonを使うことも多かったので残念だ。」
「どこか送料のかからない、違うネットショップを探して購入する。」
またプラスの意見としては、
「今までの送料無料が破格のサービスだったのだと思う。」
「いつかは消費者の送料負担になると思っていたのでしょうがない。」
「送料がかかってもAmazonは安いので、今後も利用したい。」
などの意見が伺うことができました。
確かに配送コストの問題が上がっている今、送料無料を維持し続けるのは難しいのかもしれない。しかし料金改正されても350円(税込)という値段は安いのではないでしょうか。
どこに影響されるのか。
ではAmazon送料無料サービス終了によって具体的にどんなことが影響としてあるのでしょうか。それはAmazonが今、力を入れているプライム会員の増加ではないかと思います。きっとECのミカタWEBの読者にもプライム会員にメリットを感じている方はきっと多いはずです。
ここで改めてプライム会員の特典をまとめたいと思います。
①お急ぎ便、お届け日時指定便を無料で利用できる。
②一部の特別取扱商品の取扱手数料が無料になる。
③会員本人のほか、同居家族を2人まで家族会員として登録できる。
④タイムセールの商品を、通常より30分早く注文できる。
⑤食品・日用品を中心とした低価格の商品を1点から購入可能なAmazonパントリーを利用できる。
⑥Amazon定期おトク便をさらにお得に利用できる。
⑦プライム・ビデオ追加料金なしで見放題になる。
⑧Prime Musicが追加料金なく、広告の表示なしで、楽しむことができる。
⑨プライム・フォトにてAmazon Cloud Driveに写真を容量無制限で保存できる。
⑩Kindleオーナーライブラリーにて対象タイトルの中から好きな本を1か月に1冊、無料で読むことができる。
上記の10特典を年会費3,900円(税込)でプライム会員は受けられるのです。さらにプライム会員は全商品送料。今回Amazonの購入商品が2,000円以下で、送料一律350円(税込)という料金改正は、これだけ特典が受けられ、全商品送料無料というAmazonプライムに魅力を感じ会員になる人は増えるのではないでしょうか。
またAmazonが3月21日に発表した感動する、とSNSなどで話題になっている新CM。家族と飼い犬の物語で、プライム会員を使うメリットが描かれていますが、これもプライム会員を増やすための施策でしょう。
Amazonは今、これだけ会員獲得に力を入れています。数多くの特典に魅せられ入会する消費者が多いですが、今後もAmazonプライム会員特典が充実されていくのではないかと筆者は予測します。そうすればAmazonは盛り上がっていくでしょう。しかしAmazonに出店している店舗はどうなのか。やはり送料無料終了というAmazonの強みがなくなると、影響を受ける店舗も多いのではないのでしょうか。
そこで今後敢えてAmazonのこういった特性を活かしたビジネスを考えてエンドユーザーに届けていくことが重要になっていくはずです。利便性だけでなく、モール出店店舗の、オリジナルの、一つ一つに物語があるような、それにエンドユーザーが心打たれるような、商品のラインナップを仕掛けていくことが求められていくと考えます。
では、モール出店店舗、いやEC業界全体の今後の盛り上げていくために今週もはりきっていきましょう!あなたにとって笑顔あふれる1週間になりますように・・・