母の日ギフトはECで購入?【ウェブクルー調べ】

ECのミカタ編集部

母の日にプレゼントをするモノとは?

高齢者住宅の相談窓口「シニアのあんしん相談室」を運営する株式会社ウェブクルー(以下、ウェブクルー)は、全国の2,940人を対象に「母の日に関するアンケート」を実施した。

昨年の母の日のプレゼントなど何かした方を対象に「昨年の母の日のギフトはどこで購入したか」と質問したところ、48.4%が実店舗、31.8%がネット通販で購入したという結果となった。実店舗で購入した理由としては「直接見て買いたいから」が36%、続いて「品揃えが豊富だから」が28.2%だった。この結果に対し、ネット通販で購入した理由は「配送してもらえるから」が50.3%、続いて「品揃えが豊富だから」が43%となった。

また、ネット通販で購入した人を対象に「ネット通販で母の日ギフトを購入する際に懸念している点は何か」という質問に、「直接目で見られない」(41.2%)が最も多く、続いて「贈るものの状態が心配」(29.6%)、「母の日当日に届くかが心配」(25.3%)という結果になった。ネット通販を利用する人であっても、年に1度の母の日ギフトは、やはり自分自身の目で確かめたい人が多く、また配送に対する不安が少なからずあることが結果から読み取れる。この懸念を解消することが、母の日ギフトを積極的にEC店舗で選んでもらうことにつながるだろう。

母の日ギフトの購入方法を母親が住んでいる場所ごとに見ると、同都道府県内に別々で暮らす母親に対しては「実店舗で購入」が57.8%、「ネット通販で購入」が22.1%である。それに対して、都道府県外に住んでいる母親に対しては「実店舗で購入」が29.7%、「ネット通販で購入」が53.3%という結果となった。

また、同様に母の日ギフトの渡し方を母親が住んでいる場所ごとに見ると、同都道府県内に別々で暮らす母親に対しては「直接渡した」が72.9%を占めていた。それに対し、都道府県外に住んでいる母親に対しては、79.9%が「郵便・宅急便などで送った」となった。すぐに会える距離に居ない母親に対しては、ネット通販を上手く活用して母の日ギフトを贈っている人が多いことが分かる。

「昨年の母の日は何をしたか」という質問には、「花を贈った」が42.9%、「食品・スイーツを贈った」が30.1%、「雑貨などを贈った」が11.9%という結果になった。合わせて今年の母の日に何か行う予定の人を対象に「今年の母の日は何をする予定か」を質問したところ、昨年と同様に第1位に「花を贈る」(43.6%)、第2位に「食品・スイーツを贈る」(32.4%)となった。母の日のイメージとして「カーネーション」が一般的になっているように、やはり母の日の定番ギフトとして「お花」を選ぶ人は多い。また、お花の他に「食品・スイーツ」も母の日ギフトとして多く選ばれている。

母親にも「母の日エピソード」を調査!

母親にも「母の日エピソード」を調査!

この調査では子供だけでなく、母親にも質問をしている。母親を対象とした質問は、「今まで母の日で一番嬉しかったことは何か」だ。回答は、「花をもらった」が16.2%、続いて「メッセージをもらった(手紙、メール、カードなど)」が15.3%となった。母親にとって、「お花」や「食品」など形であるプレゼントをもらうことももちろん嬉しいと感じながら、子供からの想いが直接受け取れる「メッセージ」はとても印象に残るプレゼントなのだ。

具体的な母の日のエピソードとして、「保育園の行事でしたがお母さんの歌を大きな声で歌ってくれて、『ありがとう』をいってくれた姿に成長を感じ感動しました。」(30代/長野県)や、「一人暮らしを始めた長男から初バイト代でカーネーションを贈られてきたことです。驚いたと同時に感謝のメッセージカードに、思わずうるっときました。写メに撮り、しばらく待ち受け画面で見ながら喜んでいました。」(50代/愛知県)などが挙げられた。

母親の存在は、何年経っても大きいものに変わりは無い。小さい頃は常に母親が近くに居て、守られてきた。それが社会人となり、少しずつ母親の元から離れていく。すると、今まで以上に母親の存在の大きさに気が付く。だからこそ、毎年母の日にプレゼントを贈る人が多いのではないだろうか。

そして、その感謝の気持ちはしっかりと母親の元に届く。それを受け取り、子供の成長を喜ぶ母親が多いだろう。そんな母親と子供の心を繋ぐ「母の日」が今年もやってくる。まだ日にちはあるが、きっと、あっという間に過ぎていってしまうだろう。気が付くと「母の日が過ぎていた」ということが無いように、今の内から少しずつ母の日ギフトを考えておくと良いかもしれない。

直接お店に買いに行くことができなくても、現代には、なかなかお店に行けない人の味方をしてくれるECの存在がある。調査によると、遠く住んでいる母親へのギフトとしてECを利用する人が多い。今から母の日に合わせてぴったりなギフトを提供している所もあるため、今年の母の日もECで盛り上がることだろう。


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