読者に響くスマホ広告動画は、“オーバーレイ”?【CMerTVとウェブレッジ社調べ】

ECのミカタ編集部

86%がスマホ広告動画を可視??

 株式会社CMerTV(以下、CMerTV)は、サービスの品質を評価・検証する株式会社ウェブレッジ(以下、ウェブレッジ社)が開発した、スマホ内蔵のカメラでユーザーの視線・感情を分析する「次世代マーケティングツール(FACT4)」を使い、「スマホ動画広告における視線・感情分析」に関する調査を行い、50%以上のユーザーが好印象を持ったことが分かった。なお、FACT4とは、スマホ内蔵のカメラでユーザーの視線・感情を読み取り、サービスを評価・検証するマーケティングツールである。

 CMerTVは、プレミアムなWEBメディアにおいて、スマートフォンユーザーがサイトを訪れるとオーバーレイで動画広告の再生が始めるPerfect View™ Networkのサービスを提供している。オーバーレイとは、色や画像を重なり合わせて、珍しく面白く見せることだ。今回は、ウェブレッジ社との共同の調査によって、Perfect View™ Networkに接触したユーザーが「広告をどれくらい見ているか」「どのような印象を持ったか」「広告表示の有無でユーザーの視線はどのような変化があるか」などを調査している。

 調査結果は、スマホのWebサイト上に動画広告をオーバーレイで配信すると、調査対象者の86%が広告を視認していた。さらに、そのうちの53.5%のユーザーが広告に好印象を持ったことが分かった。そして、記事を読んだユーザーにアンケートを実施したところ、商品名(会社名)の認知度は13%UPしており、Perfect View™ Networkが効果的であることを証明した。

 また、動画の広告あり・なしで、視線の動きがそれぞれ異なるか比較したところ、広告ありの場合は記事を読んでいる際に視線が中央に寄っていた。これにより、ユーザーは記事と動画広告の両方を視認していると考えられ、読み応えがある良質な記事であるほど動画広告の完全再生率が高まるという、好循環を生み出している結果となった。

 スマホ広告が増える今、ユーザーが慣れてきてしまっている。一目見ただけで「スマホ広告」と認識し、広告を見ることなく、飛ばしてしまう。だが、その広告をオーバーレイにすると多くの人に反応が良い。オーバーレイを利用することにより、画像や色が重なり合い、魅力的な動画となる。今までに見たことが無い、珍しい広告だと読者の目を引く確率が高い。動画広告を作成する場合は、オーバーレイを利用して魅力的な動画広告にすると多くの人が見てくれるだろう。


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