国内初!銀聯など3社同時越境EC決済サービスを提供

ECのミカタ編集部

中国のEC市場規模は世界の40%?

 越境ECソリューションサービスの構築と提供を手掛けるリンクトラスト・ペイ株式会社(以下、リンクトラスト・ペイ)は、国内初「銀聯(UnionPay)、支付宝(AliPay)、微信(WeChatPay)」3社同時決済可能サービス「LinkTrustPay」の提供を開始した。

 日本政府観光局(JNTO)の報道発表資料によると、2015年通年の訪日中国人数が前年比107.3%増の499万人に達した。一方、中国のインターネットリサーチ会社「iResearch」の発表によると、2015年のインターネットショッピング市場規模は9,176億元(約16兆2,000億円)に到達した。中国のEC市場規模は、世界の40%に達していると言われているが、中国政府が自由貿易試験区政策による利便性・迅速性向上を進めていることもあり、この勢いはまだまだ続くと考えられる。2019年には世界の50%を超える見込みだ。

 リンクトラスト・ペイは、中国で日常的に使用され普及している「銀聯(UnionPay)、支付宝(AliPay)、微信(WeChatPay)」からの支払いを、日本国内で簡単に受けることができるサービス「銀聯(UnionPay)、支付宝(AliPay)、微信(WeChatPay)3社同時決済」を開発した。越境ECを運営している事業者や、「中国への商品やサービスを提供したい」と考えている企業は、このサービスを決済手段として導入することで、中国人観光客の訪日前の旅行サービス予約や訪日後の日本製品の購入など、様々なサービスの展開と拡大が可能となる。

 さらに、メンバーシップライセンスを直接取得しており、「銀聯(UnionPay)、支付宝(AliPay)、微信(WeChatPay)」の申し込みから加盟店審査/提供まで包括的に提供することが可能となる。また、事業者への入金は日本円に換算した上で行われるため、外貨換算は不要となっている。

 このサービスを利用して商品購入があった場合、事業者側はネット上の管理画面から決済サイト(決済手続き画面のURL)を、顧客にメールで案内して決済を行うことになる。これにより、既存の自社ECサイトでのショッピングカートの変更やシステム構築の負担が無くなる。さらに、日本語対応の管理ツールで売上明細を確認することもできる。

 「爆買い」で世間を賑わしている中国では、EC市場の規模も拡大しているという。それに伴い、日本のECでも中国人が買い物しやすいように対応するところが増えてきた。今回のサービスも、その1つだろう。中国で馴染みのある方法で決済ができることで、中国の人が「日本のECサイトで商品を買いたいけど、決済が面倒で買えない」ということがなくなる。越境ECに取り組む店舗では、このサービスの導入で、中国のユーザーを増やすことができるだろう。こういった動きは今後も増えていくのではないだろうか。

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