“ラマダン商戦”に向けた“EC-PORT”の新たな戦略!
“ラマダン商戦”とは・・・?
東南アジアへの越境ECプラットフォーム“EC-PORT”は、東南アジア市場でも最も個人消費が高まる「ラマダン商戦」への日系企業の参入を目的とした越境ECキャンペーンを開始する。
6月上旬から約1ヶ月にわたるイスラム教徒の断食月にわたる「ラマダン商戦」は、東南アジア市場において春節(旧正月)と共に最も消費意欲が高まるイベントである。EC-PORTでは本期間中に、同サービスが運営する現地オンラインショップ上で、マーケットプレイスと連携した広告配信や期間限定クーポンの配布といった販売促進キャンペーンを行う。東南アジア市場向けの越境ECサービスである“EC-PORT"の契約により、国内企業がラマダン商戦中に越境ECで商品の販売を東南アジア市場へ行うことができる。
例年、イスラム圏ではラマダンと呼ばれる1ヶ月の断食を行う。そして、ラマダン明けには“ハリラヤ”と呼ばれる大きな休暇がある。このラマダンからハリラヤ休暇までの1ヶ月間は、“ラマダン商戦”と言われ、1年間で最も個人消費が増えると言われている。この“ラマダン商戦”は東南アジア市場では年間で最も大きな商機の一つであり、多くの小売店がデールを開催している。特に現地市場での需要が高い日本の製造・卸関連企業にとっては参入やテストマーケティングを行う良い機会となるだろう。
“EC-PORT”の具体的な施策は広告掲示!
今年は6月7日から約1ヶ月間がラマダン商戦となる。このラマダン商戦に併せて、EC-PORTでは越境ECキャンペーンを開始する。キャンペーン期間中は、本サービスが運営するオンラインショップ“Japan Premium”が出店する主要オンラインマーケットプレイスと提携し、店舗及び取り扱い商材の広告掲示を行う。また、現地消費者へ向けたクーポン発行を実施し、購買率を高める。これによりEC-PORTサービスを契約する事業者が取り扱う製品の拡販を目的としている。
“Japan Premium”は、東南アジアのミドル層及びハイエンド層をターゲットに日本国内のEC事業者が取り扱う商材の代行販売を行うオンラインショップである。Lazada・Lelong・11street・Qoo10・Zaloraといった東南アジアの主流なオンラインマーケットプレイス上へ出店を行っており、すでに1,000点近くの日本国内のEC事業者のアイテムが販売されている。越境ECサービス“EC-PORT”を利用することにより、翻訳・現地サポート・決済といった業務を全てアウトソージングした上でJapan Premium上への商材の代行販売を行うことができる。これにより、越境ECという形態で東南アジア市場及びラマダン商戦へ容易に参入することが可能だ。
EC市場の全体の売り上げは伸びつつあるが、1つ1つのEC全てが伸びていることではない。中には売り上げが伸びにくく、悩んでいるところもあるだろう。そういうときに、“ラマダン商戦”のようなイベントを利用すると、売り上げを大きく伸ばすチャンスだ。そのためには、まず“EC-PORT"と契約をするところから始めると良い。これに契約すると”ラマダン商戦“に参加することができるだけでなく、多言語翻訳・決済代行・物流まで支援をしてくれる。通常よりも手間を省くことができ、かつ、売り上げ向上に繋がるだろう。