SENSYがアパレルECに革命を!初導入先は「夢展望」
SENSYが自分にぴったりなコーディネートを提案
今日、何を着たら良いか分からない。毎日のコーディネートを決めることは、悩みの種となることもある。そんなユーザーの悩みに応えるEC店舗が増えてきている。カラフル・ボード株式会社(以下、カラフル・ボード)は、同社が運営する「SENSY」の技術基盤を活用し、「あなたの洋服」×「お店の洋服」を自由に組み合わせてコーディネートができる「SENSY CLOSET」のティザーサイトを公開した。それと同時にECサイト運営企業向けの導入受付を開始した。また、「SENSY CLOSET」初の導入先として、夢展望株式会社(以下、夢展望)と提携し、夢展望が運営する通販サイト「夢展望」PC Web版及びスマートフォンWeb版への導入が決定した。
「SENSY CLOSET」は、提携するファッションECサイト内のアイテムとユーザーの所有アイテムを自由に組み合わせて、コーディネートを作ることができるサービスである。また、ユーザーの感性を把握したSENSYが、個々人にパーソナライズドされたコーディネート提案を行う。
つまり、SENSY CLOSETは、対応ECサイトで購入したファッションアイテムが自動連係保存される、ユーザー1人1人の専用デジタル・クローゼットなのだ。また、商品ページのアイテムを軸に販売中のファッションアイテム同士、または対応ECサイトで購入済みのファッションを組み合わせて、コーディネートを作ることができる。その際、お気に入りのコーディネートを保存しておき、そこから購入ページへと遷移することも可能だ。さらに、連携された購入済みファッションアイテムや保存したコーディネート情報SENSYが学習し、ユーザーに合わせた最適なコーディネートを提案する。
夢展望が期待する4つの効果
夢展望は、4つの効果を期待し、「SENSY CLOSET」の導入に到ったという。まず1つ目は、ユーザー1人1人の好みに合う提案を行うことによる新たな発見と購買動機の創出だ。2つ目は、事前にコーディネートをイメージすることによる、購入後のユーザー満足を向上。3つ目は、自分が似たような服を持っていることを確認できることにより、返品率の低下に繋げること。そして4つ目は、「SENSY CLOSET」の新しいユーザー体験による、再訪問率の向上である。
アパレルECサイトでお気に入りの洋服を見つけても、ユーザーが購入に至るには、迷いがある。その原因の一つが、「上手にコーディネートができるか」という不安があるからだ。それを解決すべく、SENSYが立ち上がり、アパレルECサイトと連携し、コーディネートを提案していく。さらに、ファッションアイテムからSENSYが学習し、ユーザーにぴったりなコーディネートが仕上がる。これから夏が本番となり、夏服を購入するユーザーが増えてくる。その際に今回の「SENSY CLOSET」が活躍することだろう。
これは、ユーザーを喜ばせるだけでなく、カゴ落ちや離脱防止にも繋がるはずだ。アパレルECを運営する他の店舗にとっても、注視すべき動きではないだろうか。